チェンバロとオルガンとピアノ
今日はちょっと専門的なお話になります。
もう3週間も前のことですが、
大塚直哉さんのレクチャーコンサートに伺ってまいりました。
バッハの同じ作品を
チェンバロとオルガンで弾き比べる
という企画。
プログラムは平均律クラヴィーア曲集第2巻の第19-24番。
日頃私たちは
ピアノで勉強したり指導するばかりですが
バッハが生きていた時代の鍵盤楽器は
今のようなピアノでも電子ピアノでもなく、
チェンバロや教会のパイプオルガンに代表されるようなオルガンでした。
でも、バッハはこの作品を
全ての鍵盤楽器のために、と書いています。
そして
全ての調(ハ長調やイ短調など)を学ぶように
あらゆる拍子(2/4、6/8など見慣れた拍子だけでなく2/2、12/8など)に触れるチャンスを与えてくれているかのように
調と拍子を組み合わせと
様々な性格に仕上げられています。
耳慣れたピアノで弾く(聴く)平均律と
会場で拝聴したチェンバロ、オルガンで聴くそれらは
受ける印象、広がる世界観が想像以上に異なりました。
言葉のない音楽は
言葉以上にインパクトを与えてくれることを
目の当たりにしました。
よく、ピアノソロ曲をオーケストラ版に編曲されたものがある場合は
そちらも聴きなさい、と指導します。
そうすれば
自分で想像できる以上の数の楽器、
実際の音色をイメージしやすくなります。
今回は同じ鍵盤楽器なのに
まるで違う種の楽器かと思うほどの違いがとても衝撃的で興味深く、
3週間経った今も響きが耳に残っています♡
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