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音を鳴らす前、何をしますか?

新しい音に出会うと
ワクワクしている生徒さんもいれば
わ!何だか難しそう…と固まってしまう生徒さんもいます。

説明をして
自分で読めるようになるまでの過程は
今は省きます。
読めるようになった後、
大切なことが一つあります。
譜面上の音符の位置と鍵盤の場所を覚えたらok、
ではないのです。


まずはその音を長く伸ばして
よく聴いてください。
そして
同じ高さに声を合わせて歌ってみてください。
(高すぎたり低すぎる場合はオクターブ変えて構いません)

次に、
同じ音をもう一度弾きますが
その前に今歌った同じ音を
先に声に出して歌います。
それからその音を弾く。

ヴァイオリンなどの弦楽器や声楽は
音の高さを自ら作りますね。
それと同じことを
ピアノを習う工程で身につけていくことは
実はとても大切で、
鳴る前にその音が耳で鳴っている感覚が
いずれ音色のイメージを持つことに繋がり、
音感にも直結しています。

もちろん
中高生や大人になってからも出来ますが、
音を一つずつ学んでいる段階からその癖をつけると
やはりその後の伸びは大きく変わると思います(^^)


そういえば、
今朝の題名のない音楽会での藤田真央くんも
奏でる直前に音を感じ取っていることが
よく分かりました。
映像として見えているかのようにも感じました。


意識せずとも出来てしまう
生まれながらの天才もいると思いますが、
ピアニストだから出来ることなのではなく
小さな頃からその意識をしているかどうか。

美しい音は
耳の中で鳴らしてから弾く習慣から生まれると
考えています。

ピアノや音楽が
五感を育てるといわれる所以だと思います。



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