先生も悲しいよ

先週のこと。
ニコニコと元気いっぱい、
ハキハキと受け答えのできる女の子が
何かいつもより疲れたような眠そうにも見えるお顔。

お話を聞いてみると
「先生ごめんなさい。練習しなかったの。
眠くないの。泣いちゃったの。」と
後ろのママを見ながら
正直に(いつもとっても正直で素直なのです)
話してくれました。

どうやら一週間まるまる練習をせず？(出来ず？)、
ママに叱られたのか泣いてしまったのだそう。
そして
出掛けに慌ててピアノの練習と
宿題のドリルをしたのだそうです。

こんな時、どう対応するべきなのか
正解は一つではありませんが、
まだピアノを始めたばかりの小1さん。
とにかく素直でお話をよく聞いてくれる女の子なので、
私も泣きそうだよと伝えました。

「○ちゃんも泣いちゃったように
今は先生も泣いてしまいそうだよ。
だって、○ちゃんには上手になる種が沢山あって、
練習という栄養をあげたら芽が出てグングン伸びて
綺麗なお花を咲かせる力があるのに、
練習をしないと
自分でお水もあげなくなっちゃうのと同じで
芽も出せなくなって弱っていくんだよ。
先生は○ちゃんがそうなっちゃうと思うと悲しくて
辛くて涙が出てきそう。」

他は割愛しますが
練習しなかったことを叱るのではなく、
自ら栄養(練習)を摂らず
弱っていくのかと思うと悲しくて泣きそうだと
お話してみたのです。


先にも書きましたが
とっても素直な女の子。
それはダメだと奮起して
レッスンでは目を輝かせながら取り組んでくれました。


あれから1週間。
練習もドリルも出来ているかしら？
これからレッスンです(*^o^*)


…………………

体験レッスンは随時受付中です。
どうぞお気軽にお問い合わせ下さい(*^_^*)

◉HP mikaterai.com
◉Mail cuore.nishitokyo@gmail.com
◉講師　寺井ミカ