イタリア奮闘記~日本準備編②~

岡山•早島•倉敷 ピアノ教室
マエストロ•コッラボラトーレ&ピアニストの
大森美幸です




前回のブログの続きです！
私の決断は？




私はコレペティートルになる夢を
諦めない事にしました

コレペティートルは
歌手さん達の縁の下の力持ち


沢山活躍されている方はいますが
まだまだ少ないこのお仕事です。



だからこそ
本番イタリアで勉強したいと
私の期待はどんどん膨らみました


と言っても
まだまだレパートリーが少な過ぎ
ベースはゼロ



その為、まず伴奏の研鑽を積む為に
昭和音楽大学伴奏研究員に合格




オペラは、常にフィガロの結婚
合唱曲、ドイツ歌曲、日本歌曲などは
知らない曲は全て譜読みでした



伴奏への転向で
一番にぶつかった問題


「書いている楽譜を全部弾かなくてもいいから
必要な音を弾いて」

声楽の先生から耳にタコができるほど
絶対言われました


「必要な音って、なんだ？」

でも
それを教えてくれる人もいませんでした



3年間場数をこなし、周りのアドバイスなどもあり
続ける事が出来ました。



レパートリーもローテーション化し
私が慣れてきた頃


私の恩師から一喝。
「そろそろ先を考えなさいよ
研究員で終わったらダメよ」


恩師は全部お見通しですね
丸まった背中をバンと叩かれた気分でした



2008年の1月の事です
「マズイ…私何も準備していない」

それから本格的に留学準備を始めました


コネクションも何もない私
さぁどうしよう？




まず情報収集で利用したのが
ネットの力



イタリアの生活情報サイト
"Abbicci"でした
http://italia-ryugaku.com/




これを見ながら
学校選び
部屋選び
ビザ申請
など全てを3ヶ月で
終える事が出来たのです



まずは学校選びについて

次回に続く