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勉強会

先日勉強会に参加してきました。

勉強会と言ってもお勉強をする会ではなく、同門の方々との弾き合いの会です。
1年に1回、この時期に開催していただいています。

今回は発表会でも弾いたショパンの「24曲の前奏曲」の中から、半分くらいの13曲。
発表会では3曲だけでしたが、勉強会ではたっぷり20分くらいの演奏になりました。

前奏曲はどれも短く、初見でも弾けるくらいのものもありますが、いざ弾きこんでみるとどんなに小さな曲でも奥が深く、難曲です。
半分弾いただけでしたが、あと半分残っていることを思うと、全曲通すのはかなり大変なことになるなと思いました。

当日弾いたピアノは古き良き時代のスタインウェイ。
今は派手に鳴るピアノが流行っていますが、私達の門下生はこの古い優しい音の鳴るピアノがお気に入りで、いつもこのピアノを指定して出してもらっています。
特にpp の音は、思った通りの音が出てくれるので、心配せず力まずに弾け、とても優れたピアノで大好きです。

学生の頃は人前で弾く機会は良くありましたが、卒業後は自分で機会を得ないとなかなか弾けません。
そういう意味でこの勉強会はとても貴重な会となっています。

前奏曲、かなり難曲だということがわかりましたが、かつての師が「曲を弾いて、弾けたと思うよりも、この曲は自分には弾けないくらい難しいと思える方が幸せだ」と仰っていたことが最近少しわかるような気がします。

曲に取り掛かってある程度まで行くと弾けたと思うのですが、弾きこんでいくうちにどんどんその曲が難しく思えてきます。
この曲は手に負えない、というところまで弾きこまないと本当に良い演奏はできないと思っています。

奥が深いですね。
こんな世界を探求できることを幸せに思っています。


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