PTNAにはピアノ指導者ライセンス、という試験があります。

ピティナ　コンペティションや
ピティナ　ステップ
で有名な
PTNA（一般社団法人）全日本ピアノ指導者協会には
ピアノ指導者のための
ピアノ指導者ライセンスという試験があります。

これは初級・中級・上級　と分かれていて

初級は、入門の生徒から小学校低学年の生徒を
しっかり指導できる資格

中級は、小学校中学年・高学年の生徒

上級は、中学生以上の生徒

を指導できるだけのスキルを持っているかどうかが試験されます。

もちろん全部の級を取得するのが最終目的です。

試験の内容は
演奏実技・指導実技・音楽通論・楽曲分析・音楽史・小論文
となっていて
有名な音大を卒業しただけでは合格は難しく
卒業してからも勉強を続けた方たちのための資格と言えます。

また、これは、一回ライセンスを取得したら
未来永劫続くものではなく
そこからまた研鑽を積まないと、途中で没収されてしまうという
保有・継続するのが大変厳しいものでもあります。

私は
2008年に全級を取得し、そのあと13年間それを維持しています。
その間8回の指導者賞も受賞しています。

継続するからこそ初めて可能になる指導・・
というのを目指して頑張っています！

指導の際は、ただ単なる演奏法以外に
楽曲分析（その曲がどんな構成で、どんなふうに工夫されて作曲されているか）
音楽史（その曲が作曲された時の時代背景や、作曲者について考えます）
などの多方向から音楽を考える指導も
必要だ、魅力的だとお考えになる方にはぴったりと思います。

大きい方はもとより、
小さい頃からそんなふうに指導を受けた生徒さんは
そのあと、必ず大きく成長します。