♦️テルマエロマエの作者の母は音楽家

ピアノを愛する皆さま、こんにちは。


今日は、最近読んで面白かった本のご紹介です。


ヤマザキマリさんの、『　ヴィオラ母さん　』と言う作品です。




ヤマザキマリさんは、
コミックから、映画やアニメにもなった大ヒット作品。
『　テルマエロマエ　』を世に出した漫画家。


ローマ時代のお風呂文化から、日本の温泉地へと、
時空を超えた交流を描いた、面白い漫画です。

阿部寛さんの演じた映画版も、
クラシック音楽が、満載で、耳にも楽しめる娯楽作品。

この漫画は、
世界的にヒットしてるので、
なんとあの指揮者のファビオ・ルイージの息子さんも、
ファンだとか。



。。。。で、

その、ヤマザキマリさんの、実のお母さまの事を
エッセイ風に、エピソードを交えて書いているのが、
この　『　ヴィオラ母さん　』

プロのヴィオラ奏者だったそうです。


昭和8年生まれの、女性で、
当時は珍しかったであろう母の姿を、赤裸々につづっています。


昭和8年生まれと言うと、
黒柳徹子さんと同じ年だそうですが、
リョウコという女性が、情熱的に、そして破天荒に、
生きていた人生を、読みやすく書かれています。


娘であるヤマザキさんが、ちょっと客観的に、
冷静に見たままの母親を、
つづっています。
ヤマザキさんの幼少期を、自伝的に伝えると共に、
シングルマザーとして、そして音楽家として、
強く逞しく生きる母親像と、あわせて知ることが出来ます。


。。。というか。。


絶対、面白いから。



夜中に読んでいて、
思わず、声を出して、
えーーー❗️とか、うそー❗️とかなりました。


ユニークで、なぜか読んでる人間も、
ハッピーにしてくれます。


娘から見た音楽家の姿という意味でも、
興味深かったです。


良ければ、ぜひ読んでみて下さい。