♦️感動する気持ちは、時を超えて

ピアノを愛する皆さま、こんにちは。

先週、京都へ梅を見に行ってきました。

ずっと、行ってみたかった所で、
しかも、ちょうど見頃のタイミングで、見ることが出来ました。


梅は、香りも楽しめるので、楽しみにしていました。


ほのかに薫って、満開だけど、楚々とした控えめな美しさ。

苔に落ちた椿も、同じ景色にあって、
夢のように美しい風景でした。


羽衣を着た天女が、ふわりと、現れるかのような、
この世のものではないかのような。。。俗世を忘れるひととき。



はあ。。。。
きれい。。。
めっちゃ、きれええ。。。。

本当に、美しいものを見ると、心が満たされます。

ため息がでてしまう。






。。。。帰りに、京都駅で、自分にお土産を買いました。



匂い袋です。



梅の香りではないけれど、
お香のいい香り。。。



帰ってから、包装紙を見てみると、
古今和歌集の和歌が、載っていました。



色よりも香こそあはれと思ほゆれ
たが袖ふりし宿の梅ぞも



最近は、ネットで、解釈を調べられるから、
便利ですね。
いろいろ、調べたりして、
1300年くらい前の当時の人と、春を味わう気持ちを共有出来ました。



見てきた景色と、香りと、和歌で、
ずっと幸せな気分が、続いています。
日本人で良かった。




。。。全然、ピアノの話と関係ないやん。。。。
失礼しました。。。





ただ、でも、
感受性というのは、
あらゆるものへと繋がっていると思うのです。




ピアノを、習い事に選ぶ親御さんの中には、
感受性豊かな子供になって欲しいと、願う方も多くいらっしゃいます。


そして、
芸術を、語るなら、
いつも心が柔軟に豊かに思いを、巡らせる事が大切だと、
思うのです。





なので、
私の教室に来てくれている生徒さんたちには、
私の感動を、伝えていきたいと思っています。


それが、
感性を磨く、ひとつの扉となれば、良いなと、
思っています。




ピアノを、通して、
たくさんの感動を、皆さんと共有して行けたら、
嬉しいです。
よろしく、お付き合い下さいね。