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「走る」ってどう弾く?!

保谷・大泉学園のピアノ教室「木村ピアノ教室」です。

昨日のレッスンのこと。

「走る」というタイトルの短い練習曲を持ってきた生徒さん。
けれども、自分が思う「走る」にならなかったとか。

詳しく聞いてみると、「走る」というタイトルなのに、速く弾けていないことが気になって、弾く気になれない様子。

そこで、一緒に楽譜を見て考えてみることにしました。

多くの曲は速度が指定されていますが、この曲には速度指定がありません。

例えば、♩=60や、Allegroなどのような表記。

「速さの指定が無い、ってことは、どんな速さでも良いんじゃない?でも、”走る”って書いてあるから、速く弾けないといけない、って思ったんだよね。
じゃあさ、保育園に通っている子どもと、オリンピック選手の”走る”って同じかな?」

と言って、楽譜に書かれている音を、少しゆっくりめに弾いて、「これは、保育園に通う子どもが走ってる感じね。そして、オリンピック選手だと、こんな感じ」

と言って、高速で弾いて見せました。

さて、あなたは、小学生ですね。保育園に通う子ほど遅くはないかもしれないけれど、いきなりオリンピック選手みたいに走れると思う?

まずは、腕の振り方、足の上げ方の練習などを積んで、少しずつ速く走ることができるようになるんじゃない?

では、まずは姿勢から。

背中を伸ばして、手を鍵盤に置いてみよう。まずは右手から。

「よーい、スタート!!」

「左手は膝で待っててね。」

「指を曲げて順番に押さえていくよ。1,2,3,4,5,・・・」

「1番の指、コースアウトしてる!コースに戻ってきて!」(鍵盤手前や下へ、指が開いてしまったり、下がってしまった)

と、やっていくと、少し笑顔が出て、少しずつ速く弾けるようになってきました。

保護者の方も笑いながら私の実況中継を見ていらっしゃいました。

弾けない理由が、心に何か引っ掛かっていることが原因なのであれば、一緒に取り除いていくお手伝いが少しはできたかな、と思ったできごとでした。



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