ピアノ楽しみ！に、なるまで。

保谷・大泉学園のピアノ教室「木村ピアノ教室」です。

幼児から低学年くらいの生徒さんですと、ピアノの練習や取り組みに、ムラが出るのが普通です。

ある年長の生徒さんは、数週間前から、ピアノの練習に気分が向かない、とお母様からご連絡があり、練習してくることを宿題にしていません。

レッスンに来るのも、あまり気分が乗らないとか。

練習しないと弾けない→弾けないからレッスンで練習する→すぐには上手に弾けない→嫌だ

という負のループの始まり。

そこで、練習しなくても弾ける連弾を取り入れることに。

使用したのは
「わくわくチャレンジ 一本指～バイエル程度 （大村典子ファミリーピアノ連弾集） 」

左右の1本指でドソを交互に弾くだけ。

先生が「大きな古時計」を両手で弾くのと合わせると、あら不思議！

なんだか、楽しくなってきた様子。

「他の本を練習してから、また、古時計弾こうか」

と言うとすんなりレッスンができました！

少し前までレッスンに行くことを渋ることもあったようですが、先週のレッスンで大きな古時計を弾いてから、お母様曰く「今日はピアノ？ヤッター音譜」と楽しみにしてくれるようになったとか。

楽しみなことがあると、ちょっと苦手な新しい曲の練習も前向きに取り組めるようになってきます。

お家で練習が再開できる気分になるまで、あと少しかな。