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講師自身がコンクールにチャレンジした訳。

保谷・大泉学園のピアノ教室「木村ピアノ教室」です。

東京でピアノ教室を始めて4年目になりました。

2021年6月から2022年4月まで、グレンツェンピアノコンクールに挑戦していました。
約1年かけて、予選からファイナルまでエントリーし、先日ファイナル大会が終了しました。

京都でピアノ教室を主宰していた時には、ピアノレッスンを受けに行っていたのですが、東京では知り合いもおらず、子育てにも忙しくしておりましたので、レッスンに通っておりません。

昨年も、新型コロナウイルスの影響で、コンクールが動画審査や無観客審査などに変更されていき、オンラインレッスンを取り入れていく中で、新たな挑戦として、グレンツェンピアノコンクール(ビデオコンクール)に参加しようと考えました。

生徒さん達がコンクールで頑張っている姿を見て、影響された、というのもありますが、今の自分の実力がどれくらいなんだろうか、自分のピアノへの向き合い方は間違ってはいないだろうか、と、考えたからです。

グレンツェンピアノコンクール一般部門では、演奏活動をしていらっしゃる方、ピアノ講師をしていらっしゃる方も多く参加していらっしゃいます。そんな方達の中で、“自分一人の力でどこまで戦えるか”ということをテーマにしました。ですから誰のアドバイスもレッスンも受けず、自分で演奏した動画を自分でチェックして、修正していく、という方法にこだわりました。自分の方向性が間違っていないか、確認したかったからです。

また、審査員の方から個評として、演奏の良かった点、悪かった点、改善点などを文章で頂けるので、今後のレッスンに役立つものが得られると考えました。

予選は銅賞(金・銀該当者無し)、本選は銀賞、ファイナルは準優秀賞でした。

ファイナル課題曲は「ノクターン 嬰ハ短調」(ショパン作曲)でした。
この曲が課題曲として発表された時は、エントリーするのを辞めようかな、と迷いました。

美しい曲なのですが、弾きたい、と思う曲では無かった、納得する演奏ができる気がしなかった。というのが理由です。本選で銀賞を頂きましたので、ファイナルにエントリーするなら、賞を頂けるようにしたい!と思っていたので、逃げ腰になっていました。

けれども、今回のテーマは「自分の力だけで、どこまで戦えるか」ということでしたので、苦手な曲であっても、挑戦しようと思い、練習を始めました。

曲が作られた経緯、様々な曲のフレーズが紛れ込んでいること、ショパンのその時の気持ち、などを調べたり、考えたりしているうちに、この曲を味わえるようになってきました。

試行錯誤しながら練習をして、いざ、提出用の動画を撮影しようとすると、なかなか納得できず、3週間の間に何百回と撮影とチェックを繰り返すということになりました。

その結果の準優秀賞ですので、悔いはありません。

ファイナル大会にエントリーされた方は22名でした。全ての方の演奏を拝聴して、感じたことは、まず1番に「皆さん、本当にお上手だ」ということです。

ファイナル大会まで勝ち進んで来ている方達なので、当たり前なのですが、私は入賞できないかもしれない…と思いました。

結果が出てから、皆さんの演奏と賞を照らし合わせながら聞きますと、納得のものもあれば、「こんなにお上手なのに」と思う結果もありました。ただ、確実に言えるのは、楽譜通り弾いているだけでは駄目だということです。その人らしい演奏、という味付けは必須だと感じました。

指定された楽譜で、同じ音符、同じ記号を見て演奏しているはずなのに、テンポ設定、間の取り方、強さ、などバラバラです。それが、人間が演奏することの面白さでもあると感じました。その人の感じた物、人柄などが出ていて、本当に楽しかったです。

3名の審査員の先生から様々な感想を個評として頂戴したのですが、何度読んでも「あぁ、なんて難しいんだ!」としか言葉が出ませんでした。

今回の私の挑戦はファイナル大会では準優秀賞という形で幕を閉じましたが、曲が変わっていれば、結果は変わっていたかもしれないし、審査員の方が違っていたら、また結果は違ったかもしれません。

コンクールとは、そういうものだと承知していますので、「自分一人の力で、どこまで戦えるか」というテーマを持っての挑戦でしたので、最後まで今の自分の力は出し切って戦えたと思っています。とても充実した1年間でした。

これからも、もっともっと、色んなことを勉強して、生徒様に還元し、音楽の楽しさ、ピアノを弾く喜びをお伝えしていきたいと改めて、感じました。

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