♪巡る

今朝はフランツ・リスト作曲の「巡礼の年」を鑑賞しています。
鑑賞といっても身構えるものではなく
手洗いのお洗濯をしながら、メイクをしながら、朝食を準備しながら、食べながら、
BGMでございます（╹◡╹）

ハンガリーで撮ったフランツ・リストの像


「巡礼の年」はリストが各地を旅行して、その時に触れたもの観たもの感じたものを音楽で書き留めた日記のようなものと言われています。
「第一年スイス」「第二年イタリア」「ヴェネツィアとナポリ」「第三年」というものがあり
それぞれに数曲が収められています。
いずれもピアノ独奏曲でとにかくたくさんのピアノ曲がありますよ♪
特に有名なものは、「泉のほとりで」「ダンテを読んで」「エステ荘の噴水」です。

先日、敬愛する村上春樹さんの記事を読んでいました。
リストの「巡礼の年」は村上さんの作品で表題にもなっています。
実は今朝のリスト鑑賞は村上さんの作品を慕いながらの鑑賞でした。
私の本棚は村上春樹さんのコーナーが１番のお気に入りです。
お気に入りの村上さんの本が並んでいるのを見るだけで高揚します♡
そういえば村上さんの「海辺のカフカ」という小説にはカラスという自分の分身？が登場します。リストといえばハンガリー出身です。
ハンガリーのマーチャーシュ王の家紋が指輪をくわえているカラスなのです。
と、これもまた村上さんと繋がります♪

ハンガリーブダペストのマーチャーシュ教会
よく見ると一番右側の尖塔てっぺんにカラスの像がありますよ！



屋根はジョルナイ製のカラフルなタイルで10種類以上のタイルが計算され敷き詰められています。



そして教会内部の壁にもカラス



今朝はこんな好きなものを "巡る" 旅から1日が始まりました（╹◡╹）♡
ちなみに今朝はLazar BermanさんとAlfred Brendelさんの演奏を聴いておりました♪
Bermanさんはリストの再来とも評されたピアニストです。
機会があればぜひ☆

　ゆかピアノ♬