ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール

アメリカのテキサス州で
６月２日から行われていた
ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール が
１８日にファイナルを迎えました。
日本人３名も出場し、
マルセル田所さんが John Giordano
審査員長特別賞を受賞。
連日華やかな演奏が繰り広げられました。

このコンクールの名にある
「ヴァン・クライバーン」は
アメリカの英雄と言われた
ピアニストの名前です。
1934年に生まれ、
冷戦の最中チャイコフスキー国際
ピアノコンクールで優勝しました。
演奏に感激したモスクワの聴衆が
８分に渡り拍手を続けたと言われています。
また、審査員が審査終了後に
アメリカ人を優勝させてよいかと
当時の第一書記フルシチョフに尋ねたところ、
「彼が一番なのか？それならば賞を与えよ。」
と答えたという有名な
エピソードが残っています。
当時の政治的な背景を考えると
それはとても大きな出来事でした。

このような彼の類稀な才能を讃えて、
石油産業が盛んで富裕層の多い
テキサス州フォートワースで
1962年に創設されたのが、
ヴァン・クライバーン
国際ピアノコンクールです。
60年のコンクールの歴史があり、
今年は16回目となります。

今年の結果はこのようになっています。
第1位　Yunchan Lim（18歳/韓国）
第2位　Anna Geniushene（31歳/ロシア）
第3位　Dmytro Choni（28歳/ウクライナ）


コンクールのもようはユーチューブで
見ることができます。
ご興味のある方は
ご覧になってみてはいかがでしょうか。






坂本ピアノエレクトーン教室fleur
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