プロを目指すわけではないのですが、「基礎」は必要ですか？

こんにちは。
時々、
「プロを目指すわけではないのですが、
基礎は必要でしょうか。」
「音大や音高を目指すわけではないのですが、
基礎から習った方がいいでしょうか。」
との声を聞くことがあります。

まず、ピアノやエレクトーンを弾くための
「基礎」とはどんなものでしょうか。
「基礎」には大きく分けて
技術的な要素と音楽的要素があります。
技術的な要素とは、
楽譜を正確に読む力、
楽譜から読み取ったものを
正確に弾くための姿勢や手の形、
要求される音を出すために
どのような打鍵をするか、
ペダルをどう踏むかなど。

「音楽的要素」には旋律をどう歌わせるか、
ハーモニーの理論的な理解と表現、
リズムをどうとるか、
作曲家や年代によるそれぞれの
スタイルの理解と弾き方などが含まれます。

これらはプロを目指すかどうかにかかわらず、
どれもピアノが弾けるようになるために
欠かせない要素であり、
将来に渡ってケガなどを防ぐためにも
身に着けておきたいものなのです。

どんな道を目指すとしても、
身に着けてほしいこれら基礎基本に
変わりはありません。
レッスンに通うことでこれらを体系的に、
効率よく学ぶことができます。


一方、プロになれるのは
10000人か20000人に1人ほど
と言われる非常に厳しい世界です。
目指すのであれば、
基礎基本が身に付いていることは前提として
更なる研鑽が必要なのは勿論のこと、
感性やセンス、もしかしたら
運といったものも
必要になってくるでしょう。

ピアノやエレクトーンの
経験者の進路は様々で、
音楽だけでなく他の分野で
活躍している方も多くいます。

音楽を学ばれた方が
さまざまな分野で活躍されていることは
嬉しいことだと思いますし、
どちらも大変結構だと私は思っています。









坂本ピアノエレクトーン教室fleur
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