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2つの中止で得たこと。


先日は、コロナの感染拡大により、延期にした代替の発表会までも取り止めた件につきまして、全国の先生方から励ましのコメントとメッセージを頂きましたこと、誠にありがとうございました。

おかげさまで、
皆様の温かな想いにより、
私たち姉妹講師の凍った心が溶かされ、前向きに過ごせるようになりました。

この場を借りて、

心より感謝申し上げます☆彡

そして以前、
ブログで綴ったことがあるのですが、
本日である4月19日は姉妹共々、
あるコンサートに出演予定でした。

4月26日の発表会の準備と並行して、コンサートに向けて追い込み練習をしていたのですが…

やはり、コンサートも中止となりました。

主催者様から
出来上がったポスターやチラシやチケットが届き、教室に貼ってお知らせなどもさせて頂いていたのですが…

ただ今、寂しく… 姉妹共々、、、

叶わなかったそのコンサートのポスターを眺めております(泣)

私たち姉妹には、少し遠方の会場ということもあり、前日から出発しようと、すでに宿泊するホテルも予約していました。

その為、前日である昨日の土曜日の生徒さん方には、レッスンを全てお休みにさせて頂くことも了承を得ておりました。

→発表会の1週間前であるにも関わらず、
大変申し訳ないと思いながらも…

発表会の準備も
コンサートへの準備も
着々と進んでいた最中……

悪党コロナの猛威が福岡に急上陸!!

コンサートは行われるのであろうか…

そして、、、

発表会の開催か中止かをめぐる葛藤…

もう、この時期は本当に精神的に…
キツかったです。。

ついには食べ物も受け付けなくなり、
1日何も食べないという日もありました。

そして…

コンサートの中止が決定。

発表会の中止も決断。

全て答えが出て、ようやく食べ物が喉を通るようになりました。

コンサートの主催者様からお詫びのご連絡…。

私たちも同じように生徒の皆様に、当教室主催の発表会の中止のお詫びのご連絡…。

この短期間で、

出演者の立場としての気持ち…

主催者の立場としての気持ち…

この2つの気持ちを両方、同時に味わいました。

この2つを味わったことにより、

発表会で演奏を披露できなかった
生徒さんの気持ち…

苦渋のご決断をされただろう
コンサートの主催者様の気持ち…

どちらとも痛いほど、
今、すごく分かるような気がするのです。

コンサートの主催者様からご連絡を頂いた際、なんとか開催できないものかと手を尽くし、ギリギリまで大変悩まれたとのことでした。

そんな中、お気持ちがよく分かると言うと、
大変失礼で無礼なことかもしれませんが…

出演者のことを第一に想い、最後の最後まで何とかしようと協議して下さり、ご尽力して下さったこと…

私たちもそうだったので、
本当に涙が出るほど、そのご苦労と葛藤が手に取るように分かるのです。

そして最初、中止を知った時はもちろん落胆しましたが、それ以上に…
感謝の気持ちで胸が熱くなりました。

今回、コロナによって
多くのことを失いました。

でも……

今回、コロナによって
多くのことを学ぶこともできたように思います。

だからと言って、
コロナに感謝しているかというと
もちろん全く感謝はしておりません( 断言!)

コロナは無い方が良かったに決まってます!!

でも…

暗闇じゃないと
見えなかったモノが見えたのも事実。

こういう経験は無駄だったと思うと、
コロナに負けた気がする。

だから…

この経験を今後、活かすことができたのなら、
それは…コロナには勝てなかったにしろ、

負けもしなかったと言えるのかもしれない。

今後の講師人生において、

今後の演奏勉強において、

この経験が何らかの糧になれば、コロナを恨まずに済むかもしれませんρ(・・、)




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