練習は、まとめてやるか、小分けにするか、問題

横浜市青葉区奈良～こどもの国のフロイデピアノ教室です。

ピアノ・レッスンで、生徒・保護者側と指導する側とで、
意外と認識にずれがあるのが、「練習」に対する考え方です。

指導する側は、
「上達したいなら毎日練習するのが当たり前」
と思っているので、
わざわざ生徒に言う必要もないくらい当然のこと、
と考えています。

しかし、ピアノを習ったことが無い、
または経験者の保護者であっても、
練習の重要性については、
認識にかなりのばらつきがあるように感じます。

忙しい現代社会において、
練習時間を確保するのはなかなか大変ではありますが、
では、練習は週末に固めてやった方がいいのか、
少しずつ、5分でもいいから毎日やった方がいいのか、
どちらが上達しやすいでしょうか？

生まれ持った能力や音楽的センスはさておき、
習い始めの、基礎を固めている初心者の段階では、
「頻度」が大切だと思います。

年齢に関わらず、時間の経過と共に記憶は薄れるものです。
学んだことを身体に定着させるためには、
忘れる前に復習しなければなりません。

初心者の段階では、課題も短いので、
練習頻度を高く、目標を決めて短時間で集中するのがお勧めです。

どうしても週末にしか時間が取れない、という方には、
固めてやるのもいいですが、一日のうちで朝と昼の2回に分けるなど、
より集中しやすい方で取り組んでいただければと思います。