コンクールで評価されるポイントについて
横浜市青葉区奈良~こどもの国のフロイデピアノ教室です。
昨年末、日本クラシック音楽コンクールの
高校生女子の部、全国大会を聴いて来ました。
長年のコンクールの審査員経験から、
ある程度の評価ポイントは心得ていますが、
自分の勉強の為に、最新の情報にも触れるよう、
自分の参加生徒の演奏だけでなく、
同日に開催される部は、前後も含めて
出来る限り聴いて帰るようにしています。
ここ数年で思うことは、
昔は年齢のわりに難易度の高い曲を演奏していれば、
それだけで評価ポイントと成り得たのが、
近年は、それほどではなくなった、ということです。
まず、ピアノ演奏人口増加に伴い、
全体の演奏技術レベルが上がったこともありますが、
やはり、ただ楽譜を覚えて演奏しているだけでは、
作品への理解が足らず、
何を演奏しても同じに聴こえてしまいます。
解釈、表現がしっかりと自分のものになっていないと、
聴き手の心を打つことは出来ません。
審査員の好みや演奏順の運不運等もありますが、
それらを超えた、何か圧倒的な説得力を持った演奏が
出来れば、入賞の可能性は高くなります。
私が留学したドイツでは、どの先生からも、
「あなたはどう弾きたい(表現したい)の?」
と、必ず尋ねられました。
私は、生徒にも必ずこの問いをして、
ただ先生の言われた通りにこなす演奏ではなく、
『主体性を持った演奏』を目指して指導しています。
昨年末、日本クラシック音楽コンクールの
高校生女子の部、全国大会を聴いて来ました。
長年のコンクールの審査員経験から、
ある程度の評価ポイントは心得ていますが、
自分の勉強の為に、最新の情報にも触れるよう、
自分の参加生徒の演奏だけでなく、
同日に開催される部は、前後も含めて
出来る限り聴いて帰るようにしています。
ここ数年で思うことは、
昔は年齢のわりに難易度の高い曲を演奏していれば、
それだけで評価ポイントと成り得たのが、
近年は、それほどではなくなった、ということです。
まず、ピアノ演奏人口増加に伴い、
全体の演奏技術レベルが上がったこともありますが、
やはり、ただ楽譜を覚えて演奏しているだけでは、
作品への理解が足らず、
何を演奏しても同じに聴こえてしまいます。
解釈、表現がしっかりと自分のものになっていないと、
聴き手の心を打つことは出来ません。
審査員の好みや演奏順の運不運等もありますが、
それらを超えた、何か圧倒的な説得力を持った演奏が
出来れば、入賞の可能性は高くなります。
私が留学したドイツでは、どの先生からも、
「あなたはどう弾きたい(表現したい)の?」
と、必ず尋ねられました。
私は、生徒にも必ずこの問いをして、
ただ先生の言われた通りにこなす演奏ではなく、
『主体性を持った演奏』を目指して指導しています。
このブログへのコメント