生徒の演奏能力が伸びるタイミングについて

横浜市青葉区奈良～こどもの国のフロイデピアノ教室です。

今回は、お子様の演奏能力が伸びるタイミングについて、
約200名以上の私の指導経験からお話したいと思います。

お子様がピアノを習い始める時期として、
一番多いのが年長～小学1年生です。

広く音楽に親しむ、という意味では、
もっと早く3才頃から始められる方もいますが、
ピアノの演奏技術を習うという意味では、
一般的に5～6才が始めるベストタイミングです。

早期教育に熱心な方は、
「早くから始めた方が、もっと有利なのでは？」
と思われるかもしれませんが、
３～４才で始めた場合も、
５～６才で始めた場合と、
それ程大きな差はありません。

椅子に座って、ある程度先生の話を聞ける集中力が
備わるまでは、進度がゆっくりになる為、
幼児期は、まずは
音楽に興味を持つこと、
ピアノを好きになることが最優先になります。

そして、実はピアノの演奏能力が伸びるタイミングは、
お子様ごとに違います。

何がきっかけになるのかは人それぞれですが、
やはり素晴らしい演奏に接して感動したり、
憧れの曲が出来たりすることが多いように感じます。

習い始めから意欲が高い場合もあれば、
やる気の波が大きい場合、
遅咲きでは、中学生になってから急に目覚めてコンクールに挑戦、
全国大会にまで進むほど上達した生徒もいます。

一つのことを継続してやり続けるというのは、
なかなか大変なことではありますが、
是非、長く続けるからこその楽しみも、
味わってほしいと思います。