私とピアノについて３

（前回までのあらすじ）
私は小学校１年よりピアノを開始し、夏から男性の先生の元で習うことになる。
バイエルを着々と終わらせて大好きなブルグミュラーはバンバン進められるものの、苦手なツェルニーはゆっくりしか進まず（というかほとんど練習せず）、小３になってバッハインベンションが加えられ、ますます苦戦するのであった。

バッハはバイエルの頃にメヌエットを三曲（最近ではバッハの作品ではないといわれてる曲もありますが、、、。）を弾いていた程度。
インベンションの１番と８番はそれなりに頑張って弾けたのですが、そこからはまさに地獄。
片手の練習をしなかったがために、何を弾いているのかがわからず、、、、。
先生の家では片手ずつ弾いたりするのですが、家では両手でばかりで弾くからますますわからず、、、（我ながらに愚か、、、。）ピアノの練習は毎日するものの、ツェルニーとバッハは嫌々ちょろっとしか練習しなかったので、あるバッハインベンションの楽譜の上に
「まいにち３０分はれんしゅうします　　〇〇」（〇〇には私の名前を署名）と書かされたりしました(´;ω;｀)そんなこんなでバッハインベンション（２声と３声）を終わらせるのに６年もかかってしまいました。でも、曲を弾くのは大好きだったので、ブルグミュラーを終え、ソナチネアルバムは嬉々として進めていくのでした。