幼児のお子さまをお持ちのお母さま、ぜひご覧くださいね!
こんにちは。
横浜市青葉区あざみ野たまプラーザの柴田音楽教室です。
こちらの記事は以前の投稿で人気の高かった記事をさらに
アップデートして投稿させていただいております。
↑↑↑Sちゃんが聴音の時書いた音符です。
あまりにかわいく子供らしい発想なのでパチリ
ご家庭での練習方法をどのようにしたらよいのか、お母さま方も悩むところですね?
●年齢別のご家庭での練習方法をシリーズでお伝えしていきます●
当教室では幼児からの入門がダントツ1位。
次に多いのが小学1,2年生のはじめての入門です。
◆◆◆レッスンの流れは? どのような感じですか?
① まずはごあいさつ。(#^.^#)
そしてレッスンノートに好きな出席シールを貼ります。
② カバンからテキストを出します。
(自分で出すように促していますが、シールを貼る→カバンからテキストを出す→という作業が年少児・年中児ですとモタモタと時間がかかってしまいレッスン時間がとてももったいないので私が出したり手伝ったりすることもしばしばあります。
年長児や小学生には自立させていくために自分で出すように促しています)
③指のトレーニング
手の形は時間をかけて作っていきますが個人差があり、最初からフォームがいいお子さんと時間をかけて作っていく必要があるお子さんとに分かれます。
もともと関節が柔らかいお子さんなどは時間がかかることもあります。
手の大きさは大きい方が有利ですが(講師である私はかなり小さい方です)
それよりも関節や筋力がしっかりしている方がピアノには適していると思います。
スポーツのフォームと同じで
客観的に見て
●「このようにしたら良いですよ、こうするともっとよくなる!」
というアドバイスを素直に聞くことができるか?
●自分で率先して直していこうという気持ちがあるかないかで大きく変わります。
④ ソルフェージュ(音符を見て歌える力)と譜読みを兼ねた教材を使ったレッスン
この短いトレーニングが後々
【音符が読める、楽譜を見てすぐにパッと弾くことが出来る】という基礎を作っていきます。
これは
⑤ 曲集のレッスン
弾くことにウエイトを置いたレッスンですが、年少・年中児は一つのことに集中している時間がまだまだどうしても短くなります。
”できないことでも何度か繰り返してやっていくと弾けるようになるんだよ”
ということを
そのお子さんの集中度合いを見ながらやっていきます。
日によって集中できる時とそうでない時がありますので、その様子をよく観察しながら集中力が途切れたと思ったら、ドリルで音符を書いたり、キーボードパーカッションでリズムをたたいてみたり、音感トレーニングを行ったりします。
そうすることによって、それぞれの項目にスイッチが入って集中できるようになるわけです。
1分や3分などごく短い時間の瞬時の強い集中力で
【できた!】という小さな喜びの積み重ねをどんどん増やしていきます。
これが年長児になりますと徐々に一つのことに集中できる時間が長くなっていきますので、なるべく【弾く】ことへの時間を長くとっていくようにしています。
幼児と一口にいっても年少児・年中児・年長児によって大きく異なりますので、
年齢別のご家庭でのお子さまへの接し方や練習方法をお伝えしたいと思います。
また男の子と女の子の差や性格によって大きく異なります。
レッスン開始時期が早ければ早いほどいいということは全くありません。
年少児でもきちんとごあいさつができる
黙って先生のお話を聞くことができる
言われたことを行動に移すことができる
ひらがなが読める
話していることの意味が理解できる
レッスン室と待合室でお母さまと離れてレッスンができる。
これらのことができて、ご家庭で音楽を流している環境にあり
すでに鍵盤に興味を持っていて5本の指を動かすことが出来るお子さまでしたらレッスンも可能だと思います。
これは生まれ持った性格もありますし、ご家庭でのお母さまの躾がいいお子さんはその後のレッスンもうまく継続していくことができます。
それとは対象に お母さまから離れられない、
あいさつや先生との会話のやりとりがまだできない、
鍵盤にさわろうとしない、指をバラバラに動かすことができない、10分も一つのことに集中していられないというような状況でしたら個人レッスンでピアノやその他の楽器のレッスンを開始するのはお子さま本人にとってまた早すぎるということなのです。
ピアノを習わせようかとお考えのお母さま方の中には、お子さまが興味をもっているかどうかも怪しいのに、3,4歳からはじめないと音感が身に付かないとか、遅いとか思っていらっしゃる方も多いようですがそんなことはありません。
こちらのブログでも再三伝えておりますが、ピアノはもちろんどんな習い事でもお子さま自身が興味を持って習いたいと思わない限り、絶対にうまくいかずに失敗します。
どうしても音楽をやらせたいとお思いでしたら
☆グループでのリトミックのレッスンを受けてみる
☆ご家庭でいつも音楽を流して音楽への興味付けをしてみる
☆お母さまがピアノを弾いて楽しんでみるなどして
まずはお子さまへの音楽の興味づけをなさることがまずは大切ですね。
それでも興味がわかないようでしたら音楽以外の別の興味があることをやらせてあげて伸ばした方がずっとうまくいきます。
また、同じ年少児でも3歳になって間もないお子さまと4歳では大きく異なります。
●●●では上記のことができて本人にピアノに興味がある場合には、
レッスンに加えてご家庭でお母さまがどのように接していくと
今後レッスンを継続していくのにうまくいくのでしょうか?●●●
それぞれの教室でいろいろな導入の仕方があると思います。
先生の意向によって導入テキストを決めている場合がほとんどですが、
中には「何となく、他の先生が使っているからこの教材で」
「自分が子供の時、この教材を使っていたからそのままで」
という先生も少なくありません。
(実はこれが後々、長くレッスンを続けて家でも練習しているのになかなか進まないという事態を招いている原因である場合もあります)
どうしてこの教材を使うのか、
そしてそれをレッスンにどう生かしていくか、
このくらいの年齢の子供ならこのくらいのことができるなど、
個人差もありますが指導マニュアルに全面的に頼るよりも指導経験と勘を働かせて教材を有効利用していきます。
お子さまの性格も大きく作用しますが、本人のやる気と家庭での練習時間・練習方法で小学生になって大きく飛躍することもありますので、幼児の場合で進みが早くない場合は時間をかけて気長にやっていきましょう。
当教室では 年少児には視覚と聴覚で導入できる音源つきのテキストでまずは鍵盤に楽しく触れる、
音符だけではなく休符も感じて弾けるようなテキストを使って最初から真ん中のドの音を認識させます。
同時に ト音記号での譜読みの仕方に慣れていくようにキチンと楽譜を見てドレミでうたいながら弾くことを励行していきます。
こうすることによって最初から楽譜を目で見て弾くのだということがお子さま自身にも認識することができ、かつソルフェージュ力も同時に身についていきます。
両手で弾けるようになる前に、サブテキストでは右手でも左手でも同じことが弾けるようにトレーニングしていきます。
こうすることによって脳のバランス感覚を養っていき、左手の苦手意識を最初からないものにしていきます。
そうしてお子さま自身の半年もしくは1年の一歩一歩の成長をみて、
頃合いのいいところで両手奏で弾けるようになれる通常使っているメインテキスト
(年中児以上のお子さまは最初からこちらのテキストを使ってほとんどののお子さまは1か月程で両手でピアノが弾けることになります)
色おんぷやお遊び的なレッスンで導入してしまいますと、年中児や年長児になってもそのままのお遊び感覚的なレッスンの延長になってしまったり、お子さま本人も楽しいけれど遊びの延長だとすぐに認識してしまいます。
ドレミ・ドレミファソが弾けて読めるようになったら同時に音感クイズ(いわゆる聴音ですね)をリズムを流しながら
(このリズムを流しながら、というのがポイントです。)
「ドミソ~、はい、なんて弾きましたか~?」で音符をドリルに書いてもらうのはもう少し後で、スピード感をもって弾いた音を聴きとって素早いレスポンスで歌いながら弾いてもらいます。
年中児では私が数多く見てきた経験でいえることは、生まれ月よりも性格が大きく作用します。
好奇心が旺盛だったり、負けず嫌いな部分があったり、そしてすでにピアノを弾くことに興味を持っていればレッスンは開始できます。
それこそレッスンで額をくっつけるように手とり足とり教えていますが、
頑張り屋さんのお子さんほど、やればすぐにできるものだと思いこんでいるため、
ちょっとうまくできないと泣いてしまったりすることもあるんですね。
そんな時私は「ピアノってね、本当はすぐにできるものじゃないのよ~。
算数みたいに1+1=2 じゃないからね。
だからね弾けないところだけを何回も何回も練習するんだよ。だからこうして本にいっぱいシール貼ってるんだよ。○○ちゃんに見てほしいからだよ。
先生だってうまく弾けなくてイライラすることだってあるよ。 そんな時はね、ゴハンを作りながらうまい人のCDを聴いて、自分もこうなる~~~!って思うんだよ。」
これを繰り返し伝えます。
年長児はホントにしっかりしているお子さんが多く見受けられます。
子供の半年・1年というのはすごく大きくて、半年前にはできなかったことができるようになったり、理解力のスピードも年中児よりも早くなります。
ご家庭での練習方法
① 毎日、時間をきめて5~10分と短い時間から毎日ピアノに触れる習慣をつけてあげてください。
年少児はCD音源をも使った 【視覚・聴覚/感覚】を養うテキストも使い、レッスンで行なって出来た曲も
何度も何度もくりかえしてリズムやテンポ感などをつかんで行きます。
おウチでもCDを何度もかけて繰り返し行うことによって【できた!たのしい!】 ということを体感していただきます。
それと同時にはじめから音符読みや鍵盤との位置づけを繰り返し行っていきます。
特に年少・年中児はこの【くりかえし】という作業がとても楽しくて、そしてできるように身についていくのです。
お子さまがお気に入りのDVDを何度も何度も観ますよね?
そして面白いことを 何度も何度もやりたがりますよね?
正にあれと同じなんですよ。
週に何回かしかピアノの蓋を開けない、練習がまるで「やっつけ仕事」のようになっているようでは楽しくありませんし、
上達どころかレッスンに来て毎回つっかえながら弾いているだけになってしまいます。
このループに陥ってしまうと、小学生になってもず~~っとこのままです。
小学生になっても何年習っても弾けるようにならない、というのは実は練習時間が足らない、おウチでピアノに触れる時間が極度に少ないからなのです。
② レッスンノートにはレッスンで何を行ったか、宿題は何かが書かれてありますので必ず目を通してください。
注意すべきこと、ほめることなど赤ペンで記してありますからそちらにも目を通して下さい。
特に気になることや注意すべきことがない場合には赤ペンで記載しないこともあります。
③ 幼児のうちはご家庭での練習には付き添ってあげて下さい。
レッスンでどんなにうまくできても、できなくても先生が弾いてあげてもお母さまの愛情が一番なんです!
お母さんに聴いてもらいたい時期ですから。
これができていないと後々、弾けない→練習しない→ピアノが好きではない。
この構図ができてしまうことがあります。
もし、お仕事などでそれが不可能でしたら、小学生になって自分から練習できるようになってから習い始めた方がずっといい結果が出せます。
なかなかうまく弾けなくても叱らず、気長に考えてあげて下さい。
そしてじょうずに弾けた時や自分から練習が出来るようになった時、
たくさん褒めてあげて下さいね。
すぐにできるお子さんと時間をかけてじっくりやればできるお子さんのタイプがあります。
④ おウチの中でプチ発表会の機会を設ける。
お父さま、おじいちゃま、おばあちゃま、お友達の前でレッスンで弾けた曲をどんどん披露する機会を作っていただければと思います。
そのために当教室では合格スタンプをもらった曲も何度も抜き打ち的に弾いてもらっています。
こうすることによって、今習っている曲を練習するのでいっぱいいっぱいではなくて、習えば習うほど弾ける曲がどんどん増えて行くことになるわけです。
⑤ お子さまの演奏をじっくり聴いてあげて下さいね。
聴いているふりや聴き流しているようではお子さまにも伝わっています。
そしてがんばってひけたことをう~~んとほめてあげて下さいね。
⑥ うまく弾けないと癇癪をおこしたり、泣いたりすることがあります。
お母さんはこの時どうしたらよいのか迷ってしまうと思いますが、
「弾けなくて悔しくて泣く」ということは伸びる可能性があるお子さんなのです。
オリンピックの選手を見ればわかりますね!
それとは逆に弾けないから全く練習をしない、
放置となるとこの放置ぐせがこの先小学生になってもずっと続きます。
(こういったお子さんはピアノレッスンに限らず、学校の勉強でも、他の習い事でも
同じ傾向が見られます)
レッスンではできるまでじっくりじっくりやっていきますし、
『こういう場合どのように練習するとよいのか?』もその都度お伝えしていきます。
どうしても泣くことが続くのであれば、月単位でしばらくレッスンをお休みしてみることも場合によっては良いこともあります。
⑧ 体調が悪い時、疲れている時は練習を無理強いしなくてもいいのです。
大人だって同じだと思いませんか?
⑨ 本人が興味を持たないのに、無理やりやらせたり習わせようとしてはいけません。
大人だって好きじゃないことはわざわざやらないでしょう?
興味がないことは吸収しないのです。
【やっていれば弾けるようになる】なんていうのは大きな間違いです。
お子さま本人のストレスは相当なものですよ。
これに気が付いていない親御さんがとても多いのに驚きます。
【好きでもない人と親の意思で無理やり結婚させられた自分】を想像できるでしょうか?
この喩えが一番わかりやすいかと思います。
ピアノはご家庭での練習がとても大切で、毎日コツコツと練習を積み重ねてはじめて上達していくものです。
年齢に関係なくどれだけたくさんの時間ピアノと向き合っているか、または時間効率でどれだけ集中して効果的な練習ができているかでその後小学生になっても大きく影響していきます。
これは学校の勉強にも全く同じことが言えますね。
幼児の半年の成長は目に見えないようなことでも実はとても大きいのです。
そして幼児はいつまでも幼児ではありません。
あまりにもお遊び的なゆるいレッスン、優しすぎるレッスンを繰り返していくと先生は優しいから練習しなくてもレッスンに行くことが楽しいからいいんだ。
お子さまはそいういものだと認識してしまいます。
度合いや接し方にもよりますが、これを繰り返していくと小学生になった時にもいつまでもゆるすぎる雰囲気になってしまい失敗してしまいかねません。
小学生になるための準備とでもいいましょうか。
徐々に自立していけるように手助けをしてあげるようにレッスンでもそれぞれの項目を進めていきます。
次回は 小学校低学年の家庭練習 の方法です!
幼児のレッスンは 3歳から受け付けております。
こちらのページもあわせてごらんください。
年少児さんのプレピアノコース はじめてのピアノレッスンのレッスン風景がご覧になれます。
体験レッスンや入門に関しましてご心配なことがある方はこちらのアドバイス記事をご覧ください。
お子さまのレッスンにつきましてはコチラのページもどうぞご覧くださいませ
幼児からのピアノレッスン指導経験豊富な 当教室にご相談下さい。
体験レッスンのお申込みは・・・・
柴田音楽教室
045-913-8946番号をタップされますとお電話がかけられます。
レッスン中または時間外は留守番電話に切り替わります。
お名前とお電話番号とメッセージをお願いいたします。
あざみ野 たまプラーザ 江田 鷺沼 新石川 ピアノ教室
横浜市青葉区あざみ野たまプラーザの柴田音楽教室です。
こちらの記事は以前の投稿で人気の高かった記事をさらに
アップデートして投稿させていただいております。
↑↑↑Sちゃんが聴音の時書いた音符です。
あまりにかわいく子供らしい発想なのでパチリ
ご家庭での練習方法をどのようにしたらよいのか、お母さま方も悩むところですね?
●年齢別のご家庭での練習方法をシリーズでお伝えしていきます●
当教室では幼児からの入門がダントツ1位。
次に多いのが小学1,2年生のはじめての入門です。
◆◆◆レッスンの流れは? どのような感じですか?
① まずはごあいさつ。(#^.^#)
そしてレッスンノートに好きな出席シールを貼ります。
② カバンからテキストを出します。
(自分で出すように促していますが、シールを貼る→カバンからテキストを出す→という作業が年少児・年中児ですとモタモタと時間がかかってしまいレッスン時間がとてももったいないので私が出したり手伝ったりすることもしばしばあります。
年長児や小学生には自立させていくために自分で出すように促しています)
③指のトレーニング
手の形は時間をかけて作っていきますが個人差があり、最初からフォームがいいお子さんと時間をかけて作っていく必要があるお子さんとに分かれます。
もともと関節が柔らかいお子さんなどは時間がかかることもあります。
手の大きさは大きい方が有利ですが(講師である私はかなり小さい方です)
それよりも関節や筋力がしっかりしている方がピアノには適していると思います。
スポーツのフォームと同じで
客観的に見て
●「このようにしたら良いですよ、こうするともっとよくなる!」
というアドバイスを素直に聞くことができるか?
●自分で率先して直していこうという気持ちがあるかないかで大きく変わります。
④ ソルフェージュ(音符を見て歌える力)と譜読みを兼ねた教材を使ったレッスン
この短いトレーニングが後々
【音符が読める、楽譜を見てすぐにパッと弾くことが出来る】という基礎を作っていきます。
これは
⑤ 曲集のレッスン
弾くことにウエイトを置いたレッスンですが、年少・年中児は一つのことに集中している時間がまだまだどうしても短くなります。
”できないことでも何度か繰り返してやっていくと弾けるようになるんだよ”
ということを
そのお子さんの集中度合いを見ながらやっていきます。
日によって集中できる時とそうでない時がありますので、その様子をよく観察しながら集中力が途切れたと思ったら、ドリルで音符を書いたり、キーボードパーカッションでリズムをたたいてみたり、音感トレーニングを行ったりします。
そうすることによって、それぞれの項目にスイッチが入って集中できるようになるわけです。
1分や3分などごく短い時間の瞬時の強い集中力で
【できた!】という小さな喜びの積み重ねをどんどん増やしていきます。
これが年長児になりますと徐々に一つのことに集中できる時間が長くなっていきますので、なるべく【弾く】ことへの時間を長くとっていくようにしています。
幼児と一口にいっても年少児・年中児・年長児によって大きく異なりますので、
年齢別のご家庭でのお子さまへの接し方や練習方法をお伝えしたいと思います。
また男の子と女の子の差や性格によって大きく異なります。
レッスン開始時期が早ければ早いほどいいということは全くありません。
年少児でもきちんとごあいさつができる
黙って先生のお話を聞くことができる
言われたことを行動に移すことができる
ひらがなが読める
話していることの意味が理解できる
レッスン室と待合室でお母さまと離れてレッスンができる。
これらのことができて、ご家庭で音楽を流している環境にあり
すでに鍵盤に興味を持っていて5本の指を動かすことが出来るお子さまでしたらレッスンも可能だと思います。
これは生まれ持った性格もありますし、ご家庭でのお母さまの躾がいいお子さんはその後のレッスンもうまく継続していくことができます。
それとは対象に お母さまから離れられない、
あいさつや先生との会話のやりとりがまだできない、
鍵盤にさわろうとしない、指をバラバラに動かすことができない、10分も一つのことに集中していられないというような状況でしたら個人レッスンでピアノやその他の楽器のレッスンを開始するのはお子さま本人にとってまた早すぎるということなのです。
ピアノを習わせようかとお考えのお母さま方の中には、お子さまが興味をもっているかどうかも怪しいのに、3,4歳からはじめないと音感が身に付かないとか、遅いとか思っていらっしゃる方も多いようですがそんなことはありません。
こちらのブログでも再三伝えておりますが、ピアノはもちろんどんな習い事でもお子さま自身が興味を持って習いたいと思わない限り、絶対にうまくいかずに失敗します。
どうしても音楽をやらせたいとお思いでしたら
☆グループでのリトミックのレッスンを受けてみる
☆ご家庭でいつも音楽を流して音楽への興味付けをしてみる
☆お母さまがピアノを弾いて楽しんでみるなどして
まずはお子さまへの音楽の興味づけをなさることがまずは大切ですね。
それでも興味がわかないようでしたら音楽以外の別の興味があることをやらせてあげて伸ばした方がずっとうまくいきます。
また、同じ年少児でも3歳になって間もないお子さまと4歳では大きく異なります。
●●●では上記のことができて本人にピアノに興味がある場合には、
レッスンに加えてご家庭でお母さまがどのように接していくと
今後レッスンを継続していくのにうまくいくのでしょうか?●●●
それぞれの教室でいろいろな導入の仕方があると思います。
先生の意向によって導入テキストを決めている場合がほとんどですが、
中には「何となく、他の先生が使っているからこの教材で」
「自分が子供の時、この教材を使っていたからそのままで」
という先生も少なくありません。
(実はこれが後々、長くレッスンを続けて家でも練習しているのになかなか進まないという事態を招いている原因である場合もあります)
どうしてこの教材を使うのか、
そしてそれをレッスンにどう生かしていくか、
このくらいの年齢の子供ならこのくらいのことができるなど、
個人差もありますが指導マニュアルに全面的に頼るよりも指導経験と勘を働かせて教材を有効利用していきます。
お子さまの性格も大きく作用しますが、本人のやる気と家庭での練習時間・練習方法で小学生になって大きく飛躍することもありますので、幼児の場合で進みが早くない場合は時間をかけて気長にやっていきましょう。
当教室では 年少児には視覚と聴覚で導入できる音源つきのテキストでまずは鍵盤に楽しく触れる、
音符だけではなく休符も感じて弾けるようなテキストを使って最初から真ん中のドの音を認識させます。
同時に ト音記号での譜読みの仕方に慣れていくようにキチンと楽譜を見てドレミでうたいながら弾くことを励行していきます。
こうすることによって最初から楽譜を目で見て弾くのだということがお子さま自身にも認識することができ、かつソルフェージュ力も同時に身についていきます。
両手で弾けるようになる前に、サブテキストでは右手でも左手でも同じことが弾けるようにトレーニングしていきます。
こうすることによって脳のバランス感覚を養っていき、左手の苦手意識を最初からないものにしていきます。
そうしてお子さま自身の半年もしくは1年の一歩一歩の成長をみて、
頃合いのいいところで両手奏で弾けるようになれる通常使っているメインテキスト
(年中児以上のお子さまは最初からこちらのテキストを使ってほとんどののお子さまは1か月程で両手でピアノが弾けることになります)
色おんぷやお遊び的なレッスンで導入してしまいますと、年中児や年長児になってもそのままのお遊び感覚的なレッスンの延長になってしまったり、お子さま本人も楽しいけれど遊びの延長だとすぐに認識してしまいます。
ドレミ・ドレミファソが弾けて読めるようになったら同時に音感クイズ(いわゆる聴音ですね)をリズムを流しながら
(このリズムを流しながら、というのがポイントです。)
「ドミソ~、はい、なんて弾きましたか~?」で音符をドリルに書いてもらうのはもう少し後で、スピード感をもって弾いた音を聴きとって素早いレスポンスで歌いながら弾いてもらいます。
年中児では私が数多く見てきた経験でいえることは、生まれ月よりも性格が大きく作用します。
好奇心が旺盛だったり、負けず嫌いな部分があったり、そしてすでにピアノを弾くことに興味を持っていればレッスンは開始できます。
それこそレッスンで額をくっつけるように手とり足とり教えていますが、
頑張り屋さんのお子さんほど、やればすぐにできるものだと思いこんでいるため、
ちょっとうまくできないと泣いてしまったりすることもあるんですね。
そんな時私は「ピアノってね、本当はすぐにできるものじゃないのよ~。
算数みたいに1+1=2 じゃないからね。
だからね弾けないところだけを何回も何回も練習するんだよ。だからこうして本にいっぱいシール貼ってるんだよ。○○ちゃんに見てほしいからだよ。
先生だってうまく弾けなくてイライラすることだってあるよ。 そんな時はね、ゴハンを作りながらうまい人のCDを聴いて、自分もこうなる~~~!って思うんだよ。」
これを繰り返し伝えます。
年長児はホントにしっかりしているお子さんが多く見受けられます。
子供の半年・1年というのはすごく大きくて、半年前にはできなかったことができるようになったり、理解力のスピードも年中児よりも早くなります。
ご家庭での練習方法
① 毎日、時間をきめて5~10分と短い時間から毎日ピアノに触れる習慣をつけてあげてください。
年少児はCD音源をも使った 【視覚・聴覚/感覚】を養うテキストも使い、レッスンで行なって出来た曲も
何度も何度もくりかえしてリズムやテンポ感などをつかんで行きます。
おウチでもCDを何度もかけて繰り返し行うことによって【できた!たのしい!】 ということを体感していただきます。
それと同時にはじめから音符読みや鍵盤との位置づけを繰り返し行っていきます。
特に年少・年中児はこの【くりかえし】という作業がとても楽しくて、そしてできるように身についていくのです。
お子さまがお気に入りのDVDを何度も何度も観ますよね?
そして面白いことを 何度も何度もやりたがりますよね?
正にあれと同じなんですよ。
週に何回かしかピアノの蓋を開けない、練習がまるで「やっつけ仕事」のようになっているようでは楽しくありませんし、
上達どころかレッスンに来て毎回つっかえながら弾いているだけになってしまいます。
このループに陥ってしまうと、小学生になってもず~~っとこのままです。
小学生になっても何年習っても弾けるようにならない、というのは実は練習時間が足らない、おウチでピアノに触れる時間が極度に少ないからなのです。
② レッスンノートにはレッスンで何を行ったか、宿題は何かが書かれてありますので必ず目を通してください。
注意すべきこと、ほめることなど赤ペンで記してありますからそちらにも目を通して下さい。
特に気になることや注意すべきことがない場合には赤ペンで記載しないこともあります。
③ 幼児のうちはご家庭での練習には付き添ってあげて下さい。
レッスンでどんなにうまくできても、できなくても先生が弾いてあげてもお母さまの愛情が一番なんです!
お母さんに聴いてもらいたい時期ですから。
これができていないと後々、弾けない→練習しない→ピアノが好きではない。
この構図ができてしまうことがあります。
もし、お仕事などでそれが不可能でしたら、小学生になって自分から練習できるようになってから習い始めた方がずっといい結果が出せます。
なかなかうまく弾けなくても叱らず、気長に考えてあげて下さい。
そしてじょうずに弾けた時や自分から練習が出来るようになった時、
たくさん褒めてあげて下さいね。
すぐにできるお子さんと時間をかけてじっくりやればできるお子さんのタイプがあります。
④ おウチの中でプチ発表会の機会を設ける。
お父さま、おじいちゃま、おばあちゃま、お友達の前でレッスンで弾けた曲をどんどん披露する機会を作っていただければと思います。
そのために当教室では合格スタンプをもらった曲も何度も抜き打ち的に弾いてもらっています。
こうすることによって、今習っている曲を練習するのでいっぱいいっぱいではなくて、習えば習うほど弾ける曲がどんどん増えて行くことになるわけです。
⑤ お子さまの演奏をじっくり聴いてあげて下さいね。
聴いているふりや聴き流しているようではお子さまにも伝わっています。
そしてがんばってひけたことをう~~んとほめてあげて下さいね。
⑥ うまく弾けないと癇癪をおこしたり、泣いたりすることがあります。
お母さんはこの時どうしたらよいのか迷ってしまうと思いますが、
「弾けなくて悔しくて泣く」ということは伸びる可能性があるお子さんなのです。
オリンピックの選手を見ればわかりますね!
それとは逆に弾けないから全く練習をしない、
放置となるとこの放置ぐせがこの先小学生になってもずっと続きます。
(こういったお子さんはピアノレッスンに限らず、学校の勉強でも、他の習い事でも
同じ傾向が見られます)
レッスンではできるまでじっくりじっくりやっていきますし、
『こういう場合どのように練習するとよいのか?』もその都度お伝えしていきます。
どうしても泣くことが続くのであれば、月単位でしばらくレッスンをお休みしてみることも場合によっては良いこともあります。
⑧ 体調が悪い時、疲れている時は練習を無理強いしなくてもいいのです。
大人だって同じだと思いませんか?
⑨ 本人が興味を持たないのに、無理やりやらせたり習わせようとしてはいけません。
大人だって好きじゃないことはわざわざやらないでしょう?
興味がないことは吸収しないのです。
【やっていれば弾けるようになる】なんていうのは大きな間違いです。
お子さま本人のストレスは相当なものですよ。
これに気が付いていない親御さんがとても多いのに驚きます。
【好きでもない人と親の意思で無理やり結婚させられた自分】を想像できるでしょうか?
この喩えが一番わかりやすいかと思います。
ピアノはご家庭での練習がとても大切で、毎日コツコツと練習を積み重ねてはじめて上達していくものです。
年齢に関係なくどれだけたくさんの時間ピアノと向き合っているか、または時間効率でどれだけ集中して効果的な練習ができているかでその後小学生になっても大きく影響していきます。
これは学校の勉強にも全く同じことが言えますね。
幼児の半年の成長は目に見えないようなことでも実はとても大きいのです。
そして幼児はいつまでも幼児ではありません。
あまりにもお遊び的なゆるいレッスン、優しすぎるレッスンを繰り返していくと先生は優しいから練習しなくてもレッスンに行くことが楽しいからいいんだ。
お子さまはそいういものだと認識してしまいます。
度合いや接し方にもよりますが、これを繰り返していくと小学生になった時にもいつまでもゆるすぎる雰囲気になってしまい失敗してしまいかねません。
小学生になるための準備とでもいいましょうか。
徐々に自立していけるように手助けをしてあげるようにレッスンでもそれぞれの項目を進めていきます。
次回は 小学校低学年の家庭練習 の方法です!
幼児のレッスンは 3歳から受け付けております。
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年少児さんのプレピアノコース はじめてのピアノレッスンのレッスン風景がご覧になれます。
体験レッスンや入門に関しましてご心配なことがある方はこちらのアドバイス記事をご覧ください。
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体験レッスンのお申込みは・・・・
柴田音楽教室
045-913-8946番号をタップされますとお電話がかけられます。
レッスン中または時間外は留守番電話に切り替わります。
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あざみ野 たまプラーザ 江田 鷺沼 新石川 ピアノ教室