おせんべ３枚男子が教えてくれたこと、その１

先日の、おせんべ３枚男子とのレッスン
始めの言葉は、
「ぼくは、何歳からピアノ始めたの？」
えっ？　いきなり思いもかけない会話。
　
「えっと・・３歳か４歳」
「３歳だったと思う」（おせんべ３枚男子）
「そうだったね、
　お兄ちゃんと一緒に始めたものね。」

「一番初めは、何の曲を弾いた？」
「うーん、バスティンかピアノらんど」

「どんな風だった？」

この質問から私の記憶はクリアです。
「あのね、すぐ寝ちゃうの。
　ピアノの椅子の上で・・」
「起こした？」
「起こしても、どうしても起きない。
　椅子から落ちないかどうか、
　それが心配で心配で。
　体内時計的な眠りだったと思う。
　３月生まれさんだからじゃない？」
私のこの答えに、深く頷く彼

彼は３歳から小２まで、レッスンの
始まりから終わりまで、一言も
話しませんでした。話せないのではなく
話さない。意思表示は、”首”

小３になると、”首”から手振り身振りへ
そして表情を使っての意思表示
それが実に上手で、クリエイティブ

小４になると４５分のレッスン中
１０分ぐらい、話し始め、
話題は、主に食べ物。

小５の今は放っておくと２０分は
話します。学校の話や、友達との話
自分の体調のことなど、たわいのない
小学生の日常のことなのですが、
それがなかなか中身のあるお話で。

先日のレッスンでの、この会話も
私としては、心に響くものでした。

ーーーーー　続きます。－－－