それでもたのしかった！　子供のころのはなし　～先生ってどんな人？～

発表会やピティナのステップ、コンクールに
生徒さんが出るときに、
「ここはつなげて弾きましょう」等と言います。
そうすると、ああ綺麗、楽しいってなるから。

でも、
特に昔私は、おおざっぱで、

バッハなどの繋げて弾きましょうねという所、
めんどくさくて　繋げませんでした。


ショパンも、
音符をなぞるだけじゃないんだよ
と言われても、

ドビュッシーの亜麻色の髪の乙女も、
このメロディーが出るように、他の音は小さく…
と言われても、
全く興味はわきませんでした。

だって、精いっぱいだったし、
音符をなぞるだけでも、
ショパンは劇的に楽しかった
から。

こんなきれいな音が自分の指で弾けるだけでも、
めっちゃ衝撃的で美しくて幸せで。

なんていうんだろう、
ただ弾いているだけでも楽しい段階もOKなのですよね。

今は、
音をつなげる　のも、
音をなぞるだけじゃないのも、
音のバランスも、
実際にやってる人の話を聞いたので、
とっても素敵で魅力的だと体感していますが、


興味のない気持ちを覚えていて、
生徒さんの気持ちを理解する助けにして、
安心して生徒さんがピアノを進めて行けるように
これからもしたいですね。