ピアノの世界　～プロフィール３

ピアノ教室の小林美紀です。

１、ピアノをはじめたのは…～プロフィール１
２、ピアノのその後…小学校　～プロフィール２
の続きです。

ピアノが好きな母のおかげで、
姉兄共にピアノを習わせてもらいました。


中学に入り、友達と一緒がいいと言って、
お休みは”盆と正月”という強い運動部に入りました。

自分で決めて、
レッスンは日曜に受け、部活と重なったら、
途中まで部活をしてからレッスンに行っていました。
テストの前も、部活もレッスンもやっていました。

私の体が細くて折れそうと心配されましたが、
一度も大きな怪我はしたことないです！

宿題は苦手でしたが、成績はとても悪くはありませんでした。

そんな中、
姉・兄が誕生日にショパンのCDをくれました。
毎日の喧騒から逃れてCDの音楽に集中すると、
１音違わず美しく弾く、
崇高な心を持つ人の世界がありました。
私の知っている世界とは違う次元でした。

このような演奏ができるような、
毎日の練習のこころもちって、どんなだろうと、
思いました。

中学を卒業し、
時間を持てあましているとき、
オペラ座の怪人のドラマを見ました。
美しい緑と貴族の様子、
森の朝靄の中を駆ける馬車、
この空気感に心うばわれていきました。

この緑がそよぐような雰囲気が心地よくて、
私はずっとピアノを弾いていくことになります。

そして、この空気感で弾くと、
クラッシックを聞かない人も、
いい気分になることを知りました。

これが、私が、ピアノを教え始め、
ピアノ演奏を始めることのきっかけになりました。

いつも、どんなときも、
自分で弾くだけで、自分を幸せにできる。
そして、それは周りの人にも広がる。
そして周りに素敵な人が増える。
こういうこと、知ってもらえたら、と。

生徒さんには自分で弾いて、
自分で豊かな気持ちになれるように、
そして、
生徒さんの人生・毎日が楽しくなるように、
なって欲しいと思います。

おわり