テキスト。

楽器店の楽譜売り場に行くと、たくさんのテキストが置いてあります。

初めてピアノを習い始めるお子さん用のテキスト。
昔からずっとあって「こどもの頃にやったなぁ」というものもありますが、新しいテキストがどんどん出ています。
ひとくちに「小さなお子さん」といっても、色々なお子さんがいらっしゃいます。
5分ぐらいしか座っていないお子さん、まだひらがなやカタカナが読めないお子さん、弾くことよりも身体を動かすのが好きなお子さん。
テキストを使い分けることで、色々なアプローチができます。

「あら？同じ先生なのに、上の子の時とテキストが違うわ」ということも、多々あります。

導入部分というのは、技術面もさることながら、精神面でもとても大事。
「ピアノ教室に行くのが嫌だ」と、なってしまっては、元も子もありません。

テキストの途中で、替えることもあります。
「せっかく買ったしもったいない」と思われるかと思いますが、「別なやり方で」伸びるお子さんもたくさんいます。

先生の中には、「これのシリーズしか使わない」「マニュアルもある」「ひとつのテキストに集中する」という方もいらっしゃいます。
テキストについての勉強会に参加されたり、それで伸ばしてきた、という自負もあるのだと思います。

教え方は、色々あるということ。
体験レッスンの際には、ご希望やご要望を 先生に伝えた上で、テキストやレッスンの進め方をご覧になってみると良いかなと思います。

まずは３ヶ月。
やってみてから、講師から あらためて そのあとの方針をご相談することもあります。

この春から お子さんにピアノを習わせようかな、とお考えの親御さん。
まずは、いくつかの体験レッスンに行かれることをオススメします。