練習の仕方。

ピアノはおうちでの練習が必要な楽器です。
小学校の４年生ぐらいになったら、自主的に一人で練習できるお子さんもいますが、それよりも前は
「決まった時間に一人で黙々とピアノに向かう」のは難しいです。
「ママが夕飯作っている間」とか「下の子のお迎えの間」、また「買い物に行っている間」とか、聴いてくれる人が不在の間は特にやりません。

練習しても、合っているのか、今のは良かったのかどうかすら分からないまま、だらだらと繰り返し弾くのは、つまらないですよね。

また、お母様が手が離せないときにありがちな
「５回弾いたら終わり」みたいなのも、練習としては全くといっていいほど、意味がないです。
電子ピアノのお子さんで、録音機能を使い、何回も繰り返して音を出していた、という強者もいますし、部屋に漫画を持ち込み、適当に音を(足で)鳴らしながら時間になるまで部屋で過ごす、という子もいます。
共通しているのは、「親御さんがそばに居ない」ということ。
「忙しいのに、ついていてあげるなんて、無理無理！」
…では、お子さんは上達しにくいですし、「何がよくて、何がダメな演奏なのか」も分からないです。
親御さんがそばで見ていて(聴いてあげて)、どこがどんな風に良かっのか(ダメ出しではなく)、また、お子さんの感想なども聞いてあげてみてください。