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手を洗う。

レッスンに行ったら。
まず、何をしますか?

私の教室では、レッスン室の前にある洗面台で、手を洗ってから入室してもらっています。

大人の方で めんどくさいのか「どこも触ってないし、綺麗ですから」と、頑なに手洗いを拒否なさる方がいます。
車のハンドル、玄関ドア、階段手すり。触ってますね(笑)
というか、実は、触っているいないが問題なのではありません。
ピアノは「楽器」です。
しかも、マイピアノを持ち歩いていない限り、レッスンは「自分のピアノ」では受けませんね。(出張レッスン以外)

なので、「今から楽器をお借りします」という、敬意を払う意味も込めて、手を洗うわけです。

ある時、知人のお宅に、お友だちが遊びにきたそうです。知人は小学生のお子さんがいます。
そのお友だちは、チョコやスナック菓子を食べたベタベタの手で そのまま知人のピアノを弾きはじめたそう。
習っているとのことで、披露したかったようだと。
ただ、「触ってよいか」と聞くこともなく、いきなり勝手に蓋を開けて、ベタベタと触りだしたので、びっくりしてしまったそうです。
慌てて止めたけれど、チョコと、スナック菓子の油分でヌルヌル。
それに、スナック菓子は食べかけだったそうで、食べかすがポロポロとそこらじゅうに落としたまま。
知人は「習っているなら、先生は 手洗いやマナーをちゃんと教えないのか?」と憤慨していました。
知人のお子さんは、きちんと先生から 手洗いと「触ってよいか」「お菓子を持ち込まない」と 教わったそうです。

やはり、知らないのであれば、まずは先生が教えてあげなくてはならないですね。


それから、前に 私のレッスンに必ず毎週、砂まみれで レッスンにくる生徒さんがいました。
お母さんがそれに気付き、ピアノの前で 砂をはらうのですが、ピアノや部屋じゅうに 埃と砂が舞い上がります。
鍵盤の隙間にも じゃりじゃりと入ってしまったこともあります。
靴下も泥だらけ。
お子さんは 外で遊ぶのが大好きとのこと。
レッスンの前に遊んでくるのは構いませんが、過度に汚れてしまったら、せめてその服と靴下は、着替えてからレッスンに向かいましょう。

また、レッスン室の外に コート掛けが用意されている場合は、「できる限り 花粉や埃を部屋には入れたくない」ということです。
繊細なピアノは、弦に埃がついたり錆び付くのは致命的。
なので、その場合には、ぜひコート掛けをお借りしてください。
着るときも、上着はお部屋には持ち込まないように。


ピアノを大切に扱う心。
これは、弾く以前に、最も大事にしてほしいと思います。


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