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大人のピアノ。

最近、立て続けに 大人の方から「ピアノを始めてみたい」とお問い合わせをいただきました。
お一人は体験レッスン後、ご入会が決まり、早速 レッスンにいらしています。
もうお一人は来週 体験レッスンにいらっしゃいます。

私のところには、数名の大人の生徒さんがいらしています。
昔やっていた、お子さんが使っていたピアノがある、老後の楽しみに、弾きたい曲があって、お子さんも習い始めたから一緒に、
などなど、様々です。
初心者の方もいらっしゃいます。

お引っ越しで、お会いできなくなった生徒さんが数人いらっしゃいますが、レッスンは楽しかったなぁ。

実は私は東日本大震災の前、2年間ほどですが、フルートを習っていました。
大学時代には、チェンバロとパイプオルガンなどを習いましたが、ピアノのように鍵盤を使う楽器なので、さほど苦労はしませんでした。

バイオリンやチェロも、少しだけやったことがあります。
伴奏をしていた時に パートナーたちに遊びで教えてもらっていて、あまりの酷い音に(私の出す音が)、耐えられず「わたし、無理だわ!」と さっさと諦めました。
中学生の時に、周りが吹奏楽部に入り、楽器を見事に吹きこなす友人たちを見て以来、ずっと憧れていたフルート。
でも、大人になってからも仕事だ育児だと、なかなか始める時間がなかったのです。
いや、言い訳ですね。始める時間は作れたはずです。が、「私にできるか分からないし」と、逃げていました。
そこに、素晴らしい出逢いがありまして。
当時、同じ音楽教室に所属し、フルートとピアノを教えていたある女性の先生の、人間的魅力に惚れ込みました。
その先生は、そこの教室を私より先に退職なさいましたが、お互いにフィーリングが合ったのか、連絡を取り続けました。
私のピアノの生徒さんが、吹奏楽部でフルートを始め、「もっと上手になりたい」というので、彼女を紹介したこともあります。

そんなご縁で、彼女とは一緒に 合同発表会をしたりと、仲良くさせていただいていたので、思いきって「実はフルートをやってみたいんだよねー。できるかなぁ」と相談してみました。
「大丈夫だよ、ト音記号読めるでしょー」と励まされ、ついにレッスン開始!
実家の父が 私の練習している音に 笑いを堪えたり しかめっ面をしたりしているのを横目に、頑張って練習しました。
同業だということもありますが、「練習しないから今週は弾けません」とは言いたくなかったし、それよりも、憧れのフルートが吹けるチャンスに恵まれたことが 嬉しくて。

あの年の3月11日。
大震災が起こり、生活がしばらく 休止状態となりまして、少しずつ立て直していく必要が出てきました。
同時に、所属していた音楽教室が人気となり、私が担当する生徒さんも60人ほどになり、本当に私自身の、フルートどころか ピアノの練習時間すら取れなくなってしまいました。
フルートの先生には「必ずいつかまた再開するから」と約束して、いまはこの時がくるチャンスを待っています。

彼女とは、その後もずーっと縁が続いていて、今はなんと、フルート(彼女)、チェロ(彼女のご主人)、ピアノ(わたし)で、トリオを組んでいます。
音楽が繋いでくれた素敵なご縁。
これも、私が「フルートを習いたい。先生は彼女で」と 思わなかったら、今の私は居なかったかもしれませんし、「フルート、やりたいのにまだ始めてもいない」とウジウジしていたかもしれません。

楽器を扱うのは難しい。
確かにそうです。それぞれ、音の出し方やニュアンス、音域、勉強することはたくさんあります。
ピアノは、ネコでも赤ちゃんでも簡単に音が出せる楽器ではありますが、奥がとっても深いのですよ。
10本の指を使って、身体の色々なタイミングや姿勢などで、音色を作り上げ、思いの丈を込めて演奏する楽しさは、無限大です。

大人になってからでも、大丈夫!
丁寧に導いてくれる先生との出逢いがあれば、安心して 懐に飛び込んでみましょう。

楽しい楽しい音楽の世界へ、ようこそ。


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