ピアノの森。

いよいよ、アニメ ピアノの森の第２部が始まります。
7日と10日の深夜に、それぞれ6話ずつ 再放送をすると聞き、早速 最初の６話を観ました。
我が家のレッスン室に、マンガ全巻があり、付き添いの親御さんや、待っている姉妹などが読んで、興味を持ってくれました。

登場人物たちが、色々な想いを持ちながら 音楽を通して成長していく姿が、自分たちと、また 生徒さんたちと被ります。

日本のコンクールや、海外のショパンコンクールの様子が描かれていて、ピアノをやったことがない人でも(もちろん、ある人でも)雰囲気が伝わるのではないでしょうか。
舞台に向かう、また、演奏しているアングルが、演奏者の目線なので、何度も経験している私たちでも 一体感を味わえます。

コンクールは、確かに 順位を競わなくてはならない場ですが、いかに「自分のピアノを弾くか」が課題です。
採点するのはあくまでも「他人(音楽に詳しい先生方ではありますが)」。

自分のピアノを弾くためには、色々な経験が必要です。
映画を観る、本を読む、図鑑を見る、旅行する、絵を見る、絵を描く、演劇を見る、などなど、もっといっぱい。
その中で、風景を目に焼き付け、本から色々と想像し、図鑑から得られる知識を生かし、表現の幅を広げつつ、泣いたり笑ったり、怒ったり。

「経験」が、音楽の演奏の幅へと繋がっていきます。
まあ、年をとってからは、面倒な人間関係や、意地悪な人などとは 付き合わなくても良いのですが、若いころには、ぐいぐい経験してみてください。
泣きたくなるような嫌なことや、吐きそうなくらい会いたくない人との出会いも、ある意味、後々の宝物になります。

話は少しそれましたが…
ピアノをやっている皆さん、ピアノに興味がある皆さん、ぜひ、アニメ ピアノの森をご覧になってくださいね。
得られる何かが、必ずあります。
吹き替え演奏者は、子役の方々はオーディションで通った方々。
大人の部になると、プロや 演奏家のたまごの方々が弾いていらっしゃいます。
素敵な演奏と共に、美しい画像を 日曜日深夜にお楽しみくださいね。
こうご期待！