日本全国のピアノ教室が5000件以上掲載!

人の演奏を聴く、ということ。

今月、2日間に渡って 生徒さんたちのクリスマスコンサートを行いました。

5月の発表会の時も同じ会場でしたが、今回、特に残念だったことがあります。

今回、3人の仲良し講師が集まって企画したのですが、参加の人数が多かったこともあり、2日間、それぞれ 午前の部と午後の部に分けて、合計4回行いました。

ある部でのこと。
恐らくは、自分のお子さんが終わったのでほっとしたのか、あるいは初めから興味がなかったのかは分かりませんが、自分のお子さんの演奏以外、拍手をなさらなかったご家庭がありました。
また、スマホをずっといじっている方もいらっしゃいました。メールチェック、というよりは、ずーっと開いて見ている、という感じ。
お仕事だったり、もしかしたらご家族やご親族に何かあったりする事態もありますから、今は「スマホの電源を切って」とは言えません。
なので せめて「音が出ないように」というぐらいしかアナウンスはしませんが(でも、マナーなので今回は最初から言いませんでしたが)、それでも、拍手もせずだったり、スマホをずっといじりっぱなしはどうかなぁと。
レストランですし、それほど広い会場ではなかったので、それらの人が目についたという方々が数名。
講師たちも気づきました。
「あれは、なんなんだ」と わざわざ言いにいらしてくださったご父兄もいらしたので、やはり 皆さんよく見ていらっしゃいますね。
講師同士でも、段取りの連絡のため(喋れないので)、メールやラインでやりとりすることはあります。
なので、「先生たちもスマホやってるし、うちもいいよね」ということであったのならば、それは説明不足ではありましたが。

発表会は、もちろん 自分が(あるいは、自分の家族が)発表する場ではありますが、同時に、他の方の演奏を聴く場でもあります。
仮に「人の演奏はいっさい興味ない」という場合でも、演奏中(今回はそれぞれの部で1時間ずつぐらい)は、なんとか 聴いていただきたかったです。
我が子の演奏を聴いてもらいたいのと同じぐらい、他の方々も、一生懸命練習をして あたたかい気持ちで聴いてもらいたいと思っていらっしゃいます。

もちろん、ちゃんと聴いてくださった方々がほとんどでしたので、「◯◯くんの演奏が素晴らしかった」「◯◯を弾いたお姉ちゃんの音がとっても綺麗」「◯◯の曲、すごく気に入ったよ。次はそれを弾けるようにがんばるね」などなど、感想や意気込みも聞けました。
また、大半の方が「誰かがミスタッチした回数」ではなく、「それぞれの音楽、音色」を楽しんでいただけたのが嬉しいです。

演奏するのは人間ですからね。もちろん、ミスタッチをしないような練習は必要ですが、それでも本番はどうしても「完璧に楽譜に書いてある音だけ」が出せるわけではないです。
人のミスを数えるより、良いところをぜひ見つけて、取り入れてみてください。
…という意味でも、会場でのスマホは 止めてね。(小さいお子さんが飽きるから 無音でゲームをさせている、という場合を除く)


↓お問い合わせは、こちらからどうぞ!↓

↓お問い合わせ・体験のお申し込みはこちらから!↓

この教室へお問い合わせ

↑体験レッスンお申し込みも、こちらからどうぞ!↑