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冬場。

これからだんだん寒くなりますね。
今日は、手のお話。

まず、楽器をさわる前に、手を洗っていますか?
親御さん、お子さんに促していますか?
指導者は「楽器を弾く前には必ず手を洗いましょうね」とお話していると思います。
これは、インフルエンザやノロを防ぐためではなく、「楽器は繊細なものだから」なのです。

これが徹底されていないと、例えばお子さんが お友達のおうちに遊びに行って、お菓子を食べたとしますね。
ポテチやクッキー、べたべたのキャンディなどを触った手で、お友達の大切な楽器をさわったら?

あるお母様が「同じ音楽教室の◯◯ちゃんが、うちにきてピアノを弾くのはいいんだけれど、いつも手を洗わないんです。困っています。◯◯ちゃんの先生は教えないんでしょうか」とおっしゃいましたので、私もそれとなくその先生に「手を洗うという指導は今さらかもしれないけれども、再確認の意味で」とお願いするも、ものすごく嫌な顔をされました。
たぶん、否定されたか、指示されたと思って 面白くなかったのでしょう。

お子さんは、ピアノの価値(や、値段)は分からないですよね。
数年で買い換える電子ピアノと、50年も60年も、あるいはそれ以上使うアコースティックピアノとの違いも分からないと思います。
でも、「楽器は繊細」という意識は、常に持っていて貰いたいなと思います。

それから、ピアノでメモを取るときに、シャープペンを使う方。
私は筆圧には気を付けていますが、ガンガン折れてしまうぐらいの強い筆圧の方もいらっしゃるので、基本的にはよそのお宅、あるいは先生の家のピアノで シャープペンを使うのは マナー違反です。
折れた芯が 鍵盤の隙間に挟まったら、動きに問題が出ます。
同じように、消しゴムもNG。
カスが挟まるのも問題ですが(シャープペンの芯よりも取りにくいし、いっそう動きに問題がでることがあります)
それに、なによりも、消しゴムのカスが鍵盤に散らばったとき、指先がそれを触ってしまうたびに 弾きにくいのなんの。
小さなゴミでも、繊細な指先には影響します。
メモを、ピアノの譜面台の上で取るときには、鉛筆で。
消すときは、テーブルを借りるか、椅子の上で。
もちろん、消しカスをぱっぱっと下に落とすことのないように、ゴミ箱に捨てる配慮を。(自分の家でもね)

他の先生に特別レッスンをお願いする生徒さんたちには、いつも口をすっぱくして言っています(でも、うちの生徒さんたちは、きちんとできていますよー)

手を洗う時の注意を ひとつ。
冬場は、必ず「お湯」で。
手が冷たいときには「足湯」ならぬ「手湯」がオススメ。
洗面器やボウルに43度ぐらいのちょっと熱めのお湯を張り、手首まで入れて5分。肩甲骨までホカホカになりますよ。
レッスンに行く前は、そうやって暖めてからすぐに手袋をはめれば、暖かさキープです。
ヒーターなどに手をかざしても、「手の皮」しか温まりませんので、お湯が一番。
ない場合は、カイロです。
カイロを握り、さらに上からストールやマフラー、膝掛けなど、暖かさをキープできるもので ぐるぐる。
あたたまります。
会場で演奏前など、効果的。
カイロを持つときは、手袋はせずに直接持ったほうが早くあたたまります。
お試しください!

あ、演奏前は肩回りも冷やさないように(腕は肩甲骨から動かすため)、カーディガンやストールなどで暖めていてくださいね。


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