長雨。

台風の被害に遭われました方々、そして、今回の北海道での地震で 大変な思いをされていらっしゃる方々。
お見舞い申し上げます。

私は東日本大震災を、レッスン中に経験いたしました。
職場が街中、実家が山の方、自宅はその近くでしたので、津波には遭いませんでしたが、実家の被害が一番酷く、家具のいくつかが壊れ、割れた食器が散乱していても、停電で掃除機が使えない、そして かなりの頻度で来る余震の中本棚から崩れ落ちた山のような書物を片付け、食料を求めて スーパーに数時間ならび、ガソリンもないため、車は使えませんでした。
実家はオール電化のため、お風呂も沸かせない、電子レンジも使えない、お湯もわかせない。
当然、スマホの充電もできなければ、そもそも電話も使えません。
唯一、残り少ないガソリンの車でスマホを充電をし、ようやく知人と連絡がとれ、数週間、身を寄せさせてもらえました。
余震で眠れず、いつも身体がゆらゆらとしている感覚、こんなことが一生つづくのではないかという恐怖。

でも、大丈夫です。必ず復旧します。
そして、備えてください。必要最低限の物で、すぐに持ち出せる袋と、当面の備蓄品などは、ネットで探せます。
旅行に行かれる際にも、携帯の充電器、現金(銀行のATMが使えないことを想定)も、下着、タオル類は多目に。
ビニール袋、ラップ、洗剤、軍手、新聞紙は、かなり 役に立ちますので、できればこれもあった方がよいです。もちろん、ウエットティッシュは必需品なので、必ず持ち歩いてください。
備えあれば憂いなし。
赤ちゃんが小さい頃、色んなことを想定して ママのバッグはパンパンでしたよね？
着替え、着替えを入れるビニール、下に敷くバスタオル、上に描けるバスタオル、ウエットティッシュ、オムツ、おやつにごはん、オモチャ、読み聞かせの本などなど。
あれと同じです。大変ですが、ないと不安ですよね。

それから、お子さんたちに、iPadのようなものを与えて、自分はスマホをいじったまま お子さんをほったらかしのママ。
災害にあったとき、iPadの充電が切れたら終わりです。ゲームに慣れている小さなお子さんはぐずります。その時にあわててあやしても、日頃からコミュニケーションが取れていないとよけいくずるだけですし、それを煽るだけです。
なるべく、小さなお子さんとは、日頃から肌をふれあって遊んであげてください。

長々と書きましたが、明けない夜はありません。必ず復興しますから、何とか頑張って下さい。
微力ながら、寄付をさせていただきました。
まだまだ足りないかとは思いますが、未来はあります。
落ち着いたら、音楽もお届けに参ります。