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発表会の衣装の思い出。

発表会の衣装の思い出。

日曜日、ピティナステップの引率に行って来ました。
小さなお子さんは、華やかなドレスが多くて、可愛らしかったです。
親御さんは、皆さん心得ていらっしゃるのか、お子さんの髪の毛もきちんと上げるかシニヨンにして、髪飾りで可愛くまとめていました。

私の子供のころには、ピアノを習う人口も少なかったからなのか、既製の華やかなドレスはなかなかありませんでした。
ましてや、インターネットなんていうものもない、昭和50年代ですから、どこか 海外から取り寄せなどということもできませんでした。

アルバムの写真で見ると、5歳で初めて出た発表会は、黒のベルベットのワンピースに、白いふわふわが 襟と手首に付いている、シックなもの。
場所は、ホテルニュージャパン(ご存知の方も多いかと)だったようなので、舞台ではなかったからか、わりと簡素だったのかもしれません。

私は 幼稚園ぐらいから、縦にも横にも大きくて、既製の「年齢に合った」服が入らず、いつも 大人っぽいものでした。
ある時、母親に「私も可愛いのが着たい」とせがんだところ「上手になったらね」と言われたので、その時点で諦めました(笑)

数年たったある時、なぜか「いいわよ」と言われて、オーダーの店に連れていって貰ったときには、我が体型に気づいていた私は 急に遠慮して、黄色の、でも 地味なワンピースを作って貰いました。
右肩に、大きなほくろがあり、ノースリーブだとお客様から見えるのが嫌で、半袖です。

結局、小学6年の時には「ちょっと洒落た場所に行くときにも着られる」ピンクのオーガンジーのワンピース(阿佐ヶ谷姉妹みたいなやつ)を最後に、舞台でも、「無難」なもの止まりです。

学生の時には、さすがに 演奏会に地味なものではということで、ようやくドレスを着るチャンスに恵まれましたが、やはり 素材と形は厳選しました。
ピアニストは、歩く(横向き/立ち姿)→お辞儀→正面(前から)→演奏(横向き/座る)なので、下っ腹、二の腕、背中、腰などの肉に気を遣います(私だけ?)
演奏中に力んで、衣装が裂けてしまったり、チャックがはじけ飛んでしまう事態も恐れ、ピチピチのものは着られません。
かといって、昔 おばちゃんたちが スパで風呂上がりに着ていたムームー(分かりますか?)みたいなのも、ちょっと品がないし…と。

結論としては、ふくよかな体型が強調される サテンの生地(光沢が、パツパツに見える)や、紐で縛る(結ぶ、というのを通り越して、無理にバッテン等のデザインで背中をコルセットのように締める?タイプの)ドレスではなく、でもなんていうか、凹凸がちゃんと出て、さらには きつくない素材で、そして、演奏もしやすい形にしようということを悟りました。(←その前に、痩せなさいという感じですが)

もちろん、演奏に服や体型なんか関係ないと仰る方もいらっしゃるかと思いますが、人前に出る以上、見苦しくないことを努力しなくてはと(年頃でしたし)


学生時代の、可愛い(ドレスが)頃が、懐かしいです。

孫が産まれて(こどもたち、まだ学生)、もしピアノを習ったら、派手なのを買ってあげようっと。


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