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会話。

アイデンティティーの、野沢雅子さんのモノマネにはまっている私と、ひょっこりはんにはまる小学生Hくん。

私「でぇじょうぶか?」
Hくん「はい、ひょっこりはーん」

会話、噛み合っていないのに、レッスンが成立している不思議。

私の生徒さんは、幼稚園ぐらいから教えている子は、もう中学生。
大学4年生になった子もいます。
成長を間近で見られるのって、やっぱり嬉しい。

学校で何があったとか、お友達と喧嘩しちゃったけど仲直りはどうしたらいいの、とか、ママやパパにプレゼントあげたいんだけど何がいいかな、とか。
彼氏の話をしてくれる子もいるし、悩み相談に乗りつつも、私の話も聞いてもらっちゃったりもする。

ピアノというか、芸事全般は、もちろん 師弟関係はあるのだけれど、そこに壁があってはならないと思っています。

昔々、私のいた音楽教室は「先生がこうと言ったら、絶対に、こう!」というところで、私もそれに納得し、必死に付いていきました。
先生の言うとおりに弾いていれば誉めてもらえたし、楽だと思ったから。
恐らく、まだ小さかったから「自分で考えるなんて無理よ」と思われていたのかもしれませんね。それが6年生まで続きました。
たくさんのことを教えていただき、特にバッハは大好きになりました。


ところが、中学生になって先生が変わってからのレッスンは、最初はとまどいの連続。
先生がお手本を聞かせてくれず、「そこのフレーズはどんなつもりでその音色なの?」「なんでそのテンポ?」などという質問がバンバン飛んできて、答えられず固まる固まる!
まさか、自分の考えや意見を言っていいとは思わなかったのです。
クラシックとはそういうものだという固定概念と、「真似してれば楽」という、だらけた考えでいたから。

それからは、一生懸命考えて考えて、レッスンまでに何通りの弾き方をしていって、かつ、分からないところは必ず聞くことにしました。
先生の教えてくれることは新鮮で、それでいて、自分の解釈も認めていただいたときには、中学生ながら 跳び跳ねたいぐらい嬉しかったな。

レッスンは、一方通行ではいけないなと思います。
時々、他の教室から移ってこられる生徒さんがいますが、テキストの書き込みをみると、先生の字で「ここはこう!」「ピアノなんだから、弱く!」や、先生が考えた?歌詞が書かれていたりします(それはそれで悪いことではないですが)

私は、生徒さんと考えて、字が書ける生徒さんには、楽譜に自分で記入してもらう、或いは家で考えて記入してきてもらうことにしています。
そうすると、いろいろと深いところまで話ができます。

曲を 絵や色で表現してきてもらうのも面白いです。
とにかく、生徒さんが持つ感性を引き出す、これが講師の努めかなと思います。

冒頭の「ひょっこりはん」ですが、そこはそんな感じのフレーズだったんだそうすよ。だから、それを言葉で表してみたんですって。
子どもって、面白いですよね。
毎日、脳が活性化されるし、みんなと話していて、本当に楽しい。
幸せな仕事ができているありがたみをひしひしと感じています。


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