人前で演奏するというコト。

ピティナステップ、無事に終了しました。
満足な演奏ができた生徒さん、悔しい思いをした生徒さん、いろいろです。
ただ、いつも生徒のみなさんに伝え続けていることがあるのですが、それが実行できていない生徒さんがいて、残念でした。

演奏があまり満足いくものではなかった場合の、ふてくされたようなお辞儀。
逃げるように会場をあとにする、など。

過去に こんなことがありました。チケットが１枚12000円もする、ある有名な男性ピアニストの演奏会に行った時に、あまり良い出来ではなかったようで(聴いていても、あれれ？という感じ)、終わったあと、「仕方なく」という態度ありありでアンコールを弾き、その後のサイン会も、始終 仏頂面。
私は、彼の演奏会に行ったのは２度目で、１度目は素晴らしい内容と、素晴らしい対応に、ますますファンになっていただけに、とても残念でした。
人間だから、うまくいかないこともあります。
が、「一人で練習しているわけではなく、聴いてくださる方がいる」中でのその対応には、うーん…

生徒さんたちには、「いつもは弾けるけど今日は調子か出なかったの」という言い訳はいらないから、笑顔で舞台を降りてきなさい、と伝え続けます。

来月の発表会に、生かせますように。