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アイススケート。

羽生選手、見事なショートプログラムでしたね。
怪我の克服、相当なプレッシャー。メンタルが強くないと、ここまではできないでしょう。
その努力は素晴らしいです。
娘と同い年。凄いなあ。

さて、彼の滑った曲は ショパンの バラード1番。
ショパンのバラードは、1番から4番まであり、それぞれが全く違う表情です。
3拍子から成る曲で、難易度は高め。
表現力、技術力もさることながら、読譜力が問われる曲ですね。
読譜というと「音や強弱記号が読めて終わり」な指導をなさる方も多いですが、隠されたフレーズや構成を読み解いていかないと、薄っぺらでのっぺりして、「ただ指が早く動きまーす」というだけになります。
当然、「CDや演奏会で聴いたことがある!」というだけの人は、教えるのは難しいでしょう(何の曲でもそうですけれどね)

クラシックをやるならば、四期(バロック、古典、ロマン、近現代)をくまなくやらないと、偏ります。
それぞれで(もっと細かくいうと、作品ごとに)勉強することが違うのです。

ソナチネは音がシンプルだから簡単、インヴェンションは左手にトリルがたくさんあるのは難しい、など、そういったレベルで選曲していた先生を知っていますが、音がシンプルだからこそ難しかったり、トリル云々もさることながら、他にもやるべきことがあるので、避けて通れない曲だったりします。

というか、それらをたくさんたくさん学ばないと、バラードを弾くのは相当大変です。

私は学生時代に4番までやり、試験曲は3番(バラ3と呼ばれます)でしたが、一番好きなのは一番かな。
去年は大学生にもレッスンしました。
事情があり、私はそこは年末までしか居ませんでしたが、彼女、完成したかな。聴いてみたいです。


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