どうしたらいい？

体験レッスンのときにも聞かれますが、在籍生の親御さんからもご質問として議題にあがるのが、

直されるのが嫌いなようなのですが、どうしたら良いのでしょう

というもの。
家で練習していても、間違いを指摘したり声をかけると不機嫌になるお子さんについてのご質問です。

実際に私がレッスンをしていても、音や指番号が違うよと止めたり、
他にアドバイスがあって演奏をストップしてもらおうと声をかけたとたんに

涙目になる
岩みたいに固くなって動かない
睨む
ため息
手を振り払う
ピアノを蹴る　
何も喋らなくなる

などなど、色々なことになって、そのあと数分、あるいはレッスン終了の時間まで続く生徒さんが何人かいます、いや、過去にいました。

直されるのが嫌いな理由はさまざまで、

家でちゃんとやってきたつもりだから、間違いを指摘されて気分を害した

家でも同じところを直されたので、レッスンでも言われてイライラした

上手く弾けなくて、悲しくなった

褒められたかったのにそうしてくれなかった

集中力が切れた

などなど。

なので、こうなった場合には、親御さんにはまず、
普段のお子さんの様子をお伺いします。
お子さんのことを一番にわかっていらっしゃるであろうお母様と、どんなふうにお子さんと接していったらよいか、また、こちらからこんな指導をしてみるのでご協力いただけるか、などを話し合います。
お一人お一人、違う対応ができるのも、個人レッスンの良いところだと思います。
また、親御さんとも良い関係が築けているからこそできることだと思います。
良い方々に恵まれ、ありがたいなぁと思う日々です。