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間。

生徒さんに時々質問される、フェルマータ。
どのぐらい伸ばすんですか?と。

フェルマータのは「長く伸ばす」という記号ですが、どのぐらいかというと、それは「適度に」「場面によって」です。

小さな生徒さんたちに「長く」と説明していたのですが、どのぐらいか、の質問に
「倍ぐらい」と答えていました。
4分音符なら2つ分ぐらい、2分音符なら4つぐらいかなぁ、と。
ところが、生徒さんたちが
フェルマータ=倍伸ばす
と、覚えてしまうことがあるので、
最近は、「適度に」と答えます。

適度に、って曖昧ですよね。
でも、フェルマータは音符だけではなく、休符や終止線、小節線に付くこともあります。
これは、「間(ま)」に付いているわけですね。

音楽は、読みきかせと同じ。
抑揚や、呼吸、そういったものがとても大切です。

生徒さんに、桃太郎の話を聞かせます。
みんな知っているお話ですよね。

むかしむかしあるところにおじいさんとおばあさんがいましたおじいさんはやまへしばかりにおばあさんはかわへせんたくにいきましたおばあさんがかわでせんたくをしているとおおきなももかどんぶらこどんぶらこ

これを一本調子に読み上げても、話がまったく入ってこないし、興味もわきませんよね。

強弱記号やリタルダンド、フェルマータなどを駆使してみてください。
アレグレットぐらいの感じかな(日本むかし話風なら、アンダンティーノぐらいでも)
そして、「間」で、呼吸。

伝える、ということに慣れると、音楽の表現も豊かになります。
あ、表現する技術(タッチや音色その他)は、練習が必要なので、それはまた別の機会に。


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