中学で習うオルガンとフーガについて
NHK Eテレで放送されたクラッシックTV
「バッハの魅力」②
今日のテーマは「オルガンを知ればバッハがわかる」
オルガンの名手バッハが極めた作曲技法が「フーガ」
フーガは中2の音楽の授業で習います。
つまり...
ピアノを習っている子も
習っていない子も
フーガを知り
オルガンを
体験しましょう、という事です!
フーガとは
「1つのメロディを追いかけっこして
徹底して最後まで使う」作曲技法。
わかりやすいのが
タイミングをずらして同じメロディを歌っていく
「カエルのうた」ですね!
「カエルのうたが、カエルの歌が〜♪」
フーガの作曲はとても難しく、
伴奏NG×
ハモリNG×
などなど、細かいルールがたくさんあるんですって!
そんな難しいフーガを作るのに
向いていたのが「オルガン」という楽器。
ペダルあり、低音あり、手でいろんなことが弾ける
オルガンという楽器があったから
美しいフーガが作曲できた、という訳です。
ピアノ学習者は
必ずと言っていいほど
フーガを練習します。
インヴェンション、シンフォニアの後に
ピアノ学習者が学ぶ「平均律クラヴィア曲集」は
24の全ての調による
前奏曲とフーガで構成されており
「音楽の旧約聖書」とも呼ばれています。
バッハが息子のために作った練習曲なんだそうです。
息子さんへの愛が詰まった曲集なのですね!
小フーガト短調と
平均律クラヴィア曲集の1巻第1番は
下にありますので
ぜひ聞いてみて下さいね!
次回はバッハが作曲するときに
楽譜の最初と最後にサインのように書いた
秘密の言葉について、お話しします。
バッハは何を書いたのかな?
お楽しみに!
稲沢市 おおみやピアノ教室ドルチェ
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