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ロシア軍がポーランドを占領  ショパン作曲「革命」

発表会でショパンの「ノクターン作品9-2」を弾いた生徒さんが同じくショパンの「革命のエチュード」にチャレンジすることになりました。
この曲は、1831年ロシア軍がポーランドの首都ワルシャワを占領したとの知らせにショパンの憤激を力強い旋律で表現した傑作です。左手の荒れ狂う怒りがうねるような速いパッセージと右手の叩きつけるような和音がとても特徴的で有名な曲ですね。
現在ロシア軍によるウクライナ侵攻のニュースを見ると、連日のように雨あられのように落ちる爆弾、おびただしい数の戦車、爆撃で崩れ落ちる街の様子がとても2022年だとは思えません。
そのような中、ウクライナと国境を接するポーランドでは、難民たちに炊き出しや小学校を解放して簡易ベッドを設置したり、鉄道で難民を運べるよう急ピッチで工事を進めるポーランド市民の映像に胸を打たれました。
この生徒さんのお母さまも「この革命の背景にはこんな歴史があったのですか、、、娘にはよーく噛みしめて演奏してもらいたい」とおっしゃっていました。本当ですね。この戦争が早く終わりますように。「私たちは平和に暮らしたいだけなのだ」ウクライナ市民もロシア市民も同じことを言っていました。
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