日本全国のピアノ教室が5000件以上掲載!

父の本が美術館に。

先日は、和歌山県立近代美術館で行われている

大家利夫展

を見に和歌山まで行ってまいりました。

大家利夫さんはルリュールという
フランス伝統の素晴らしい造本技術をお持ちでいらっしゃいます。

美術館企画のもと
これまでの素晴らしいお仕事の数々が展示されていました。

大家利夫さんのお仕事を見ることと

もうひとつの目的は私の父の本の展示を見ることでした。

フランス文学及び歴史研究とナポレオンを始めとする歴史著書のフランス語の翻訳などの仕事をしていた私の亡くなった父も、ポールヴァレリー、ポール・ボネの翻訳本を
大家さんの美しい装丁で出版させていただいており

その作品も展示されているとのことで
父の本を美術館で見られる貴重な機会でしたので
娘も連れて見に行きました。

私の実家は父の職業柄

全ての部屋が本にあふれていたので

本に囲まれた展覧会は

落ち着く空間でもあり

懐かしい父の本に

いつも机に向かって勉強したり書き物をしていた

父の姿が浮かびました。

たいへん厳しくもありたいへん優しくもあった父ですが

私は父と小さいころから仲が良く

たくさんお話し

たくさんのことを教えてもらえたのは私の財産です。

難しい本を書く父ですが

小学館の学習まんがの監修をしたものは

娘受けがよかったです。

美術館は黒川紀章さんの設計の素晴らしい美術館で
東京にはない広々とした空間が
贅沢で気持ちが良かったです。

展覧会は8月から行われていて

8月には

大家利夫さんとロバート・キャンベルさんの

和歌山県立近代美術館での対談もあったとのことで

聞きたかったですが

きっと素晴らしい対談だったことと思います。

夜には大家利夫さんと美術館の学芸員のみなさまと

スペイン料理をご一緒させていただき

ご馳走にまでなってしまいました。

たいへんにおいしかったです。

娘は、スペイン料理店にたくさん置いてあった

ワインのコルクが気に入り

お店の方のご厚意で

袋いっぱいのコルクをいただき

東京に帰ってからすぐに

コルクで作品制作していました。

オーシャンビューの部屋に1泊できたのも

素敵な経験になりました。

心に残る素晴らしい展覧会にお招きいただきました。


↓お問い合わせは、こちらからどうぞ!↓

↓お問い合わせ・体験のお申し込みはこちらから!↓

この教室へお問い合わせ

↑体験レッスンお申し込みも、こちらからどうぞ!↑

このブログへのコメント