丸をもらうのは早いほうが優秀？

ピアノあるある

「今日のレッスンで必ず丸をもらってきてね！」

って家で言われて来たから、丸つけて！
だって１個も間違えないで弾けたよ！
えっ、丸にしてくれないの、ぐすん。
がっかりされちゃうよ、ピアノなんてつまんないや。

子供のピアノは
合格してきた、不合格だった
という表面的なことだけで決めてしまうと
長くは続かないんです。

丸をもらってきてね、は、もしかすると、つい言いたくなる台詞かもしれません。
励ますために言ってくれてるのかもしれません。

でもこれ、良くない方に作用することが多い台詞だな、と思います。

止まらずミスなく弾けていても丸にならないのは
例えば、まだ棒読みならぬ、棒弾きしてる
⚪⚪ちゃんならもっと表情豊にうたえるはず
だからもう一回やって来てね

どちらかと言うと
もっと良くするために丸にしないことは多々あります。

そして、一曲を素敵に弾けて先に進むのと
最低限の、間違えない止まらないだけで丸になる、もしくは間違えない止まらないすらビミョーだが、仕方ない、オマケの丸だ！で、先に進むのでは
もちろん差が出ます！