今年のミニデイボランティア

先週土曜日、地元社会福祉協議会主催のミニデイサービスでの演奏ボランティアに、今年も出演させていただきました。
 
今年で5回目の参加。
例年通り、女声コーラス・音楽レクリエーション・ピアノ独奏を４０分間のプログラムにして、
演奏してきました。
 
女声コーラスの皆さんの変わらぬ美声。

コーラスの皆さんとフロアでお聴きいただいている方々は、ほぼ同世代。
黒色のロングスカートに銀色のパンプスを履きこなし、姿勢よく、スッと歌われる姿は、
それだけでも励みになりますよね。
 
音楽レクリエーションでは、わらべうた「あんたがたどこさ」や
お馴染みの時代劇「水戸黄門」のテーマを歌っていただきながら、
リズムに合わせてピースサインを出していただいたり、肩たたきや足踏みなどで、
楽しんでいただきました。

脳トレや認知症予防でよく耳にするデュアルタスク運動も取り入れてみました。
今回は、唱歌「ふるさと」に合わせて、片手は３拍子、もう片方は2拍子、
という具合の重ね拍子です。
 
音楽に合わせて、ご自分の右手と左手を眺めながら、
「あれ？」　　「ん？」
神妙なお顔の方や、苦笑されていらっしゃる方や・・・。
 
出来なくっても気にしない！
歌って、笑って、楽しい時間の共有が、人を前向きにしてくれます。
 
私のピアノ独奏も、どうにか乗り切り、（ってこれが一番緊張するんですが！）、
最後は、コーラスの皆さんにフロアに降りていただき、
全員で「見上げてごらん夜の星を」を大きな声で歌っていただきました。
 
こうした大勢の皆さんの前でお話したり、演奏させていただいたりすることは、
ピアノ発表会とはまた違った意味合いを、私に教えてくれます。
 
脳トレに繋がる音楽、
音楽がもたらしてくれる人との繋がり、和み。
 
プロフェッショナルとは言えない私のピアノ演奏を、静かに聴いてくださったり、
貴重な、素敵な時間を、今年も体験させていただいたことに、
心から感謝申し上げます。