コンクール本選に向けてのレッスン

日が短くなりました。

子供の送迎で毎日、毎週同じ時間に同じ道を走っていると、季節の移り変わりを直に感じます。生徒さんを玄関まで出迎えた時、お見送りをする時にも、同じように感じます。

今年の夏はたくさんの生徒さんがグレンツェンピアノコンクールに参加して、全員が予選を通過しました。

コンクール参加に向けて１曲の課題曲を深く深く掘り下げて行うレッスン…

幼い子どもたちの大事な時期にこのレッスンで良いのか？他にもっと経験させることがあるのでは？時として私自身も迷うことがあります。

でも参加させると決めたからには、結果はどうであろうとみんなの良い思い出にしてあげたいと思い、レッスンを行ってきました。他の参加者と明らかなレベルの差を感じて惨めな思いをしたり、本番に全然満足のいく演奏ができなかったり…

毎回のことですが、せっかく参加するのだから嫌な思い出にはしないで欲しいと思っています。幸い保護者の皆さまのご協力もあり、全員、今年の夏休みの良い思い出にすることが出来ました♪

今はまた、本選に向けての地道なレッスンが続いています。

『今度は大きいトロフィーが欲しいから頑張ります！』
とお手紙を書いてくれたり
『本選も通過したいから頑張る！』
と何度も私と確認しながら練習する子供たちを見ていると、ピアノの上達はもちろんだけど、それ以外の面でもみんなたくましくなったな、と嬉しく思います。

良い思い出がどんどん増えていきますように…