親子リトミックのレッスン

こんにちは。

今日は、親子リトミックのレッスンについて書きたいと思います。

と、その前に。
よく「リトミック」って聞くけど、結局どういうものなの？
と思いませんか？

リトミックは、20世紀初めに音楽教育家のエミール・ジャック＝ダルクローズが始めた、
音楽を聞く聴覚を鍛えるソルフェージュを含み、
様々な面で音楽を感じる教育法です。

と、あるサイトからのコピペです（笑）。
これではよくわかりませんね。

私は、リトミックとは、音楽教育としての意味も
もちろん大いにありますが、
音楽を通して、生きていくために必要な「人間力」を
育てる教育で、
幼児の時に学ぶから意味のあるものだと考えています。

学校で学ぶ、いわゆる点数化できる「見える学力」
ではなく、
集中力や想像力、表現力、独創性、コミュニケーション能力、社会性などの
「見えない学力」を養っていける教育だと思っています。
幼児期に「見えない学力」の土台がしっかり
できている子は、
6歳になり、小学校に入学したとき、
ちゃんと先生のお話を聞き、
自分で考えて行動できるようになります。

では、具体的にどういうことをするのか？

子どもたちにとっては、もう楽しい「遊び」です！

生のピアノの音を聴いて、歩いたり走ったり。
時には突然ピアノの音が止まってみんなストップ！
これ、集中して聴いてないとできませんよね？
歩く音楽、走る音楽、ピアノが止まる瞬間。
そして、もちろん歩く=拍ですので、
音楽の一番大事な拍感も自然に付いていく
ということです。

また、幼児期であるからこそ、
動物になり切って活動できたり、
色んなものを違うものに見立てる
「見立てあそび」や「つもり遊び」が
できます。
それが、想像力を育て、音楽を表現できる力も育てていきます。

それに、脳には２つのことを同時に行うと、
その体験がより脳の深いところに刻まれる
という特性があり、
脳の前頭前野の発達を促すことになるって、
知ってますか？

「音楽を聴く」「歩く」
「うさぎの絵を見る」「うさぎになり切って動く」
もうこれだけで、２つのことを同時に行っているのです。

書けば書くほどどんどん書きたくなるので、
とりあえずこの辺でやめといて（笑）。
（ホームページにはもう少ししつこく書いてます！）

さて、当教室では、10ヶ月～満3歳のお子さまのクラスがあります。

最近は働きながら子育てをされてるママさんが増え、
パパさんたちも積極的に子育てに参加されているのが
今来てくれてる生徒さんたちを見ていて感じます。

お仕事をしながらの子育ては毎日時間との戦いですよね。
なかなか子どもさんとゆっくり向き合う時間も持ちにくいかも知れません。

親子リトミック教室は、親子で色んな活動を行います。
教室での時間、子どもさんは本当に嬉しそうにママやパパと一緒に
活動してくれます。
パパさんも少々戸惑いつつ（笑）、一生懸命参加してくださいます。


また、お仕事をされていないママさんは、特にまだお子さんが赤ちゃんだと
お家にこもりがちになったりしませんか？

同年代の子と触れ合いたいな、ママ友もできるといいな。
どうぞ難しく考えず、そんな理由でリトミックを始めてみてください。
幼児の習い事としては最適だと思います。

まだ1歳の子は、お友だちと一緒には遊びません。
同じ空間にいても、それぞれで遊びます。並行遊びですね。
でも、お友だちを見てたくさん刺激を受けているのですよ。
そうして少しずつ社会性も身に付けていくんですね。

お仕事をされてるご家庭も、そうでないご家庭も、
お家のちょっとした時間に、
レッスンで習った歌を歌ってあげたり、
手遊びを一緒にしたり、
そんなことができたら、素敵じゃありませんか？
親子で触れ合えるのも、リトミックの素晴らしいところです。

そして2歳になり、少し難しいこともできるようになったり、
3歳になると、お友だちと一緒に遊べるようになって
ママから離れて活動できるようになったり、
そういうお子さんの素晴らしい成長を目の当たりにしていけるのも魅力だと思います。

お子さんとの毎日がもっと楽しくなるお手伝いを少しでもできれば、
こんなに嬉しいことはありません。

ご興味があれば、ぜひ、2月3月の体験会にご参加ください。
無理に入会を勧めたりしませんので、どうぞお気軽にお問い合わせください。


明日は、プレピアノクラスのレッスンについて書きたいと思います。