本番で頼れる物は？

おはようございます

神戸市長田区の山下ピアノ教室です。

先日、12/6に”PIA Japanピアノグレード検定”が実施されました。コロナ禍の中でしが、無事に終える事が出来てホッとしています。

当教室から4名参加しました。スケール•カデンツ•アルペジオ/練習曲/バロック曲/古典、ロマン派の楽曲　全て暗譜で演奏するには、かなりの練習量と期間を要します。4人共、夏の発表会が終わった翌週から気持ちを切り替えて、よく頑張ったと思います。

本番の演奏も、緊張感の中でも大きなミスなく最後まで弾き切ってくれて、向上賞や努力賞をいただく事が出来ました。当日の夜に審査結果をLINEでお知らせしたところ、生徒さんのお母様から「それまでの練習が、本番での気持ちを強くするのだと話しました。緊張も良い経験になればと思います。」と返信がありました。

仰る通り！！　それが分かっただけでもグレード検定を受けた値打ちがあります。本番はハプニングが付き物です。それを救ってくれるのは、毎日の練習です。自分自身の強い気持ちです。緊張しても、頭の中で楽譜をイメージして音楽を繋げ、指が勝手に動いてくれるまで、何度も何度も練習するしかありません。

翌日、本人からも自己分析のLINEが届きました。それぞれの曲をどう弾けたか、自分できちんと分析して「今回は自分の練習が甘かった」と反省も出来ていました。彼女の場合は、一週間前のレッスンではほぼ完璧でしたが本番は緊張のため、少しミスがありました。本番をピークにもっていく調整力も経験値の中で学習してもらえばと、、これは私の中の今後の課題です。

12/20の動画発表会で、4人の本番の演奏を他の生徒さんにも見てもらい、刺激になればいいなと思っています。