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リスト・ジロティ楽派とは?

今年、私にとってただのインタビュー本ではない歴史に残る本が発売されました。


「ピアニストが語る!」 です。

http://www.amazon.co.jp/%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%82%B9%E3%83%88%E3%81%8C%E8%AA%9E%E3%82%8B-%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E3%81%AE%E4%B8%96%E7%95%8C%E7%9A%84%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%82%B9%E3%83%88%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%AF%BE%E8%A9%B1-%E7%84%A6-%E5%85%83%E6%BA%A5/dp/4871985849
こちらの本で私が、クロアチアでの研鑽で恩師から受け継いだリスト・ジロティ楽派について詳しく書かれています。

リスト・ジロティ楽派を受け継がれている、世界的ピアニスト、イーヴォ・ポゴレリッチ氏がインタビューで、リスト・ジロティ楽派について語られています。
裏表紙は、彼の書き込みされた楽譜が表紙になっていて、こちらも興味深いです。
恩師マリーナ先生の書き込みを思い出してしまいます。
見ていて、「アッここは少し遅れてはいるように書き込んだんだ」とか、見ていてなんとなくわかります。
やはりマリーナ女史と書き込み方が似ているのです。
恩師も、マリーナ女史の師プレシチェーエヴァ女史とのレッスンで師が書き込んだ楽譜は宝物のように大切だ、と言っていました。
私も同じように書き込まれた楽譜は宝物のようにとっています。
あの書き込みで、どのように弾いたらいいか分かるのです。

インタビューには、そもそも楽派とは何なのか。リスト・ジロティ楽派のルーツや、楽派の特色などが書かれています。
中でも面白かったのが、ポゴレリッチ氏が奏法、「音色をコントロールすること」をカンフーにたとえていたことです。
正確な譜読みに時間をかけたり、全て出てくる響きは計算されたもの。ということは、一番私もマリーナ女史から学んだことです。

私にとってこの本は、何度読んでも読み足りないくらいです。

素晴らしい翻訳をなさって日本でもこのインタビュー本が発売されることに尽力を尽くしてくださった森岡葉さんには、とても感謝しています。


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