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合格おめでとうございます

保育士試験合格のご連絡を頂きました。

これまでも若い学生さんのお手伝いはありましたが、今回は私と同年代の方。弾き歌い実技レッスンのご依頼でした。

初回からレッスンとして1レッスン毎に予約という形態でした。

試験日にそれほど余裕のない期間&ピアノ経験は殆どないとのお話で、果たしてお引き受けして大丈夫だろうか?と思ったのも事実です。

しかし、ご本人にお会いして「きっと受かる!」と感じました。

ご本人がキチンと下調べをされており、私からはほぼ実技そのものへのアドバイスのみでした。楽譜の選び方も無理のない難易度で余裕を持って歌えそうなものを持参でしたし、全くの『丸投げ』ではなく、ご自身なりに練習もすすめていらっしゃいました。

レッスン室で初めてグランドピアノを前に座ると「場所が…」と弾き始めのポジションがわからない。キーボードしかお持ちでないので、鍵盤数が増えて分からないと。タッチも全く違って「えっ…鍵盤が」と、頭が真っ白になってしまったそうです。

最初のレッスンでは、私が気づいたアドバイスを差し上げて、「こんな練習もしてみては如何でしょう?」とお伝えしました。

さて、こうしてお帰りになったあとです。「キーボードしかないからそれでやるしかない…だって仕方ないじゃないか…」と考えてしまう方もいらっしゃいます。

ところがこの方は、公民館などの練習室でアップライトピアノが安価に借りられることを利用し、時々通って一人で練習されたそうです。ですから、次のレッスン時にはポジションで焦ることはありませんでした。

単純に世代とは言いたくありませんが、「ならばこうしよう!」と自ら考えて行動される姿は、色々な経験値があるからかな…と思いました。

まだまだ幼い生徒さんはそんな事は分からなくて当然。しかし、ある程度の年齢になっても、資格試験を受けるご本人が受け身な方もいらっしゃいますね。(レッスン代を誰が出しているのか?でも違うのかな)

私と同年代の方が、今後の事を見据えて自分のやりたい仕事をするために頑張っている!私も刺激を受けました。おめでとうございます!






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