☆☆弾けない…(｡-_-｡)☆☆

発表会が近づいてくると、弾けるようになった事を喜ぶ生徒さんが多くなる中で、

いらっしゃいますよね…、泣き腫らした赤い目で、レッスンに来る生徒さん(｡-_-｡)。

そういう生徒さんに限って、とても真面目で、誰よりも頑張り屋さんです。


昨日、レッスンに来た生徒さんもその通りの生徒さんです。

明るく「こんにちは！」とごあいさつしてくれたのですが、

あきらかに目が赤く…、でもきっと私に悟られまいとしたのでしょう。

すぐさま「どうしたの？」とは聞かずに、弾いてもらうことにしました。


『真夜中の火祭り』の1ページ目の最後に出てくる16分音符のスケールから

次のメロディーにかかる部分のところで、ついに目からポロポロと…。

こんな時の大粒の涙って、本当に切ないですよね。

代われるものなら、代わってあげたい…、そうおもいます。

でも、それが出来ないわけですから、どうにかしなければなりません。

彼女の練習の仕方を聞き、もう一度最初にもどしてレッスンすることにしました。


一度弾けるようになったところが、弾けなくなる時って、最初に戻して

もう一度同じ道を通ることで、修正される事がありますよね。

「大丈夫。必ず、必ず、弾けるようになるよ。もっともっとこの曲をステキに、

弾いて欲しいから、ピアノの神様が宿題をくれたんだよ。」

こんなお話に、素直に笑ってくれる彼女は、とても可愛い生徒さんです。

今は辛い涙ですが、きっときっと嬉しい笑顔に変わるはず❗️

さてさて、今日も頑張らなくては*\(^o^)/*。