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怖いアンコール①


 今日は動画ネタ。

 アンコールは3~5分と習いましたがそれはあくまで基本原則。アンドラーシュ・シフはバッハのフランス組曲第5番を軽く全曲弾いてしまいますし(15~16分)ルイサダが熊本に来たときは40分以上かかるシューベルトの変ロ長調のソナタをこれまた全曲弾いてしまいました!

 さて、これが協奏曲のアンコールとなると恐ろしい状況となりまして…。ソロリサイタルでは観客は少し離れた座席に座っているのですが、協奏曲のアンコールは聴衆プラスすぐ近くに控えているオケの団員も観客にまわってかたずをのんで見守る、ということになってしまうのです。見ているわたくしの方がいつもどきどきしてしまうのであります。

https://www.youtube.com/watch?v=M8EH2X5mUFM
Scriabin - Poème op. 32 no. 1 in F# major
ピアニストが痩せてらっしゃるので一見いじめられているみたいであります。弦の男性がもうかなりかなり近い。そんなところから見ていられるともうビビッてしょうがありません。奥の腕組みしている男性は途中から退屈そうでキョロキョロ。その右の女性も「ちょっと譜面台が背中に当たってんだってよ!」と、その一帯そわそわ。演奏者には小さい話し声もよく聞こえるものであります…。

https://www.youtube.com/watch?v=SNJ3qA1E2B8
Rachmaninoff: Elegie Op.3 No.1
やはりすぐ左手側に座っている弦楽器の男性の視線が怖いです。ポール・ニューマンをちょっと怖くしたような方ですがピアニストを凝視。レッスン時の先生のように心の中で演奏に厳しくダメ出しをしているように見えます。(多分気のせい)この男性は意外と弾き手の視線に入っているので、相当意識するところです。彼が途中カメラ目線のように感じるのも気のせいでしょうか。そしてそのすぐ後ろの目の化粧ばっちりの女性もなんだか気になります。視線がかなり挑戦的であります。ご自身もピアノに自信がおありなのでしょうか。(これも気のせい)更にその左となりの管楽器の男性は最初から楽器の管理にかかりきりでリードを2回変えています。「変えるタイミングは曲が盛り上がってピアノの音が大きい時がチャンスだねー。」(と思っていると思うのが気のせい)合間には眼鏡をはずして目をこするし(2回も)右端の女性も寝そうになったりしていて、弾いているほうは皆さん退屈しているのかしら、と心配になります。しかし演奏が終わるとオケの団員は全員笑顔で拍手。やはり気のせいなのですがこんなに見られながら演奏するのは恐ろしいのではないかと心配してしまいますです。


文字数の関係で「怖いアンコール②」http://pnet.kawai.jp/602574/topics/143892/
へ続く


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