卒業に送られるひと・送る人の音楽

１月に入ると学校では卒業に向けての

イベントがあり、そのための伴奏やら何やら

あるようです。


Ｋちゃん６年生

「先生、６年生を送る会で私は６年だから送られるほう

なんだけど、お返しの曲にこれやるけど

わかんないところあって：：：」


どうやらパート譜だけ渡されて、スコアがないために

弾きにくいよう。

先生「じゃ、メロディラインとｋちゃんのパートの

２段楽譜を作ってあげようか？」

ｋちゃん「うん！」

翌週、２段譜にせっせと楽譜をつくり

渡して、もういちど確認しました。

ｋちゃん「先生。ありがとうございました」

できあがった楽譜を持って帰る足取りは

軽やかでした。

（先生つぶやき「パソコンで楽譜制作できて

よかった」）


Ｓさんは、小５年生

彼女は、送る側の人です。

「この間オーディディションばっちりだったよ！」

（結果は、たのしみ！！）

小４の合唱の時は、残念でしたが、

音楽の先生に目がとまり、

何かと伴奏では活躍しているみたい。

彼女には、ピアノだけどコードネームの指導を

しっかりやっているので

結構すぐ弾けるようになってきている


Ｔさんは、中３。

受験生なのですが、伴奏は、自発的にやりたいタイプ

校歌も含めて４曲オーディションと

いって楽譜をもってきました。


春遠からじこの頃。

あと１か月半もすれば、どこかの学校でも

卒業シーズン。

我が教室の誰かが

弾いているといいな？


寒さの中に足元に近づく春の足音を
感じる私でした。